仕事をさせていただくのが初めての出版社、初めての編集者、初めての装丁家、で、内容もノンフィクションで、比較的得意な文芸や、エッセイとも肌合いが違う作品だったので、忙しい時期でもあったのでどうなるかな?とちょっぴり不安もあったのですが、一読して一気に内容に魅せられ、瞬間的にまた絵が浮かんで、すっと描けました。
普段あまり描かない風景で、かつ、バス、だとか標識だとか、かなり具体的なモティフを取材しつつ、思いっきりファンタジーにしてしまいました。初めてづくしでしたが、愉しい仕事でした。内容に話題性があり、メディアで取り上げられたり、けっこう売れているそうで、嬉しいです。
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