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2010年02月22日

▼ 2・21 町田さんとトーク ▼

ポスター
指定頂いた9:17品川発ののぞみに間に合うように新幹線ホームへ降りると、向こうから手鞄ひとつの軽装の町田さん。手鞄にはパソコンとのこと。「仕事?」「ちょっとね」ということで名古屋まではおのおのの席離れず別行動だったが、名古屋駅で近鉄線に迷いつつ乗り換えて四日市までは席移動で一緒に馬鹿話しながら阿呆話しながら・・・ 四日市駅でイベント主催者メリーゴーランド社長と編集担当S川女史と落ち合い、蕎麦屋へ直行。昨夜、遠足前的興奮で寝付けず思い付いて描いた手描きポスター公表、社長へ贈呈。会場へ移動し、旅館の和室のような控室で町田さんお手製の写真絵本をパソコンで御開帳してもらい一同爆笑。後、時間がやってきてホールへ移動し、トーク。町田さんの当意即妙絶妙な進行で、なんとも和やかにトーク。なにも打合せをしなかったが、17年の親交のタマモノで話題は尽きない。大笑いしながら終演。サイン会もこつこつやって、控室に戻り乾杯。記念撮影などの後、車で夕闇が濃くなりつつある遠いところの林の中の注文の多い料理店のような寿司店へ。天才的な美味を味わい杯を重ねるうちに、突然、店主に請われて大きな白い和紙に町田さんと即興ドローイング。町田さんが次々と天才的な語句・フレーズを書き、それに導かれ僕が線画を描けば、そのわきにまた町田さんが言葉を添えていく。江戸時代の酔狂文人画人たちの遊びさながらに完全フリーな遊びの濃密なドリームタイム。「こんな感じかな」と出来上がりに一同満たされ筆をおさめ、さらに杯を重ね、ふらふらと今度はロック喫茶へ移動し濃い珈琲を一杯いただき、ホテルへ。次の夢の中へ。
即興ドローイング01即興ドローイング02即興ドローイング03即興ドローイング04

起床し、約束の時刻にロビーで町田さん、S川女史と落ち合って駅へ。記念写真を撮る等して名古屋まで移動。途中何度か河を渡った。鉄橋の下を疾走するモーターボート。名古屋駅ホームで町田さんとはおわかれ、別々の新幹線でそれぞれの場所へ。
ツーショット河を渡るモーターボート

僕は2・22記念に赤福を購入。愉しい旅だった。
赤福22222赤福22222

2009年10月25日

▼ 巨鯨&白象~若冲ワンダーランド ▼

大学、絵話塾の任務を終え、日曜日、早起きして神戸から東京への戻り道、京都で途中下車し石山でバスに乗り換え、山の奥へ奥へ、車窓越しに色付き始めた紅葉や滝を見遣りながら小1時間、miho museumへ行って来ました。もちろん、伊藤若冲の新作?!を観るために。昨夏、北陸の旧家で若冲の未知の屏風絵が発見されたとのニュースに胸躍りましたが、こんなに早くに見せてもらえるなんて!
フロントでチケットを購入、そこから10分くらいてくてく歩き、銀ピカのトンネルと吊り橋を渡って、展示室へ。2000年の京博でお目にかかった作品や、目新しい絵、ブライスさんのお持ちのあのタイル絵のような動植物群などを観て回った後、どーん!と巨鯨&白象が出現!! ああ、しあわせで、笑っちゃう。必見! 12月13日まで。ミュージアムまでは遠いけれど、桃源郷をデザインしたという建築景観も見物です。
http://www.miho.or.jp/japanese/inform/new.htm

図録とポスターと絵葉書もゲットし、図録を読みながらロキへ帰って来ました。解説によると、若冲の人間像が最近の研究により随分と更新されているとのこと。若冲というと家業を投げ出し、俗世と付き合わず好きな絵ばかりに熱中した奇人、というような雰囲気で紹介されることが多かったが、実は家業=錦市場の青物問屋のピンチの際に役人と渡り合って解決に導くなど、リーダーシップと義侠心と行動力に溢れた大人(でかいひと)だったらしいことがわかってきているらしい。僕は、京博や東博で原画を観て、絵はたしかに物凄いけれど、決してエキセントリックなものではなく、極めて真っ当な、ただただ自由で突出したオウラを感じていたので、美術手帳の若冲特集でも「上がりの画家」という文章でそのことを訴えたりしたものだが、やはりようやくそれも実証されつつあるようで嬉しい。とにかく、若冲の原画をこんなに何度も観ることが出来る時代に生まれ合わせてほんとに幸せというほかない。もちろん次は東博へ「動植彩(ほんとは糸偏)絵」に再会へ。相国寺の時もあれは凄かったなぁ~
フラッグトンネル展示室へポスター

2009年09月14日

▼ 伊弉諾神宮参拝~スダチ狩り ▼

マダム・ムスタシュの御縁で、マダムと相生楼若女将と一緒に淡路島一之宮=伊弉諾神宮へ。ギャルリムスタシュ+花伝サロン+ミュージァムのこれまでの神恩への御礼と未来への祈願で、御祈祷をして頂く。四方が抜け、風の動きが自由な爽やかな拝殿。朗らかな変拍子が独特の御神楽。巫女舞も清清しい。その後、宮司様に興味深いお話をたっぷりと伺う。さらにその後、御縁を繋いでくださったKさんのお山へスダチ狩りに。たっぷりのスダチと清清しい気持ちを携えて帰神(神戸へ帰る)。
いざなぎ神宮空いざなぎ神宮拝殿前でお山のスダチ

2009年03月19日

▼ 3/17~19 沖縄 カフェ・ユニゾン 虹 ▼

虹1虹2
おたのしみ会の翌々早朝出発して2泊で沖縄へ。
旧友=三枝克之氏との再会が主な目的。僕の初作品集「かごめドリーム ツル/カメ」や画期的な天使画集「天使のカレンダー」を一緒に作ってくれた作本家。今は沖縄に引っ越して5年、カフェ・ユニゾンというカフェを経営したり、オフィス・ユニゾンをホームベースに執筆・プロデュースなど様々な活動を展開中。
http://www.cafe-unizon.jp/
http://www.cafe-unizon.jp/mieda/index.html

で、前々から行きたかった噂のカフェ・ユニゾン・・・それはそれは素敵な、懐かしい夢のような、現実からすぽっと抜けたエアポケットのような、どこか三枝さんご自身の気配にも似た、魔性のここちよさの場所でした。そう遠くはない未来、このカフェで展覧会をしたいなぁと、あれやこれや相談を始めています。夜には三枝邸お庭にて野外バーベキウ。オオコウモリも飛来するという木木に囲まれた、そして海の夜景も見える丘の上。残念ながらオオコウモリは見られませんでしたが、お隣から内田勘太郎さんが飛来して、なんとも愉快な夜が更け・・・

翌日は三枝さんたちに教わったとっておきビーチへ行きましたが、帰り道、凄い虹に2度も遭遇。2回とも、左右の虹のつけねまではっきり見え、度肝を抜かれました。思い出すだけでもドキドキします。

翌日は那覇の市場などをうろちょろして、瞬く間にロキへ戻りました。
とっても短い滞在でしたが、濃い夢に浸かったような心地よさにうっとり、力が湧きました。沖縄展の実現が大きな夢となりました。ようし!
スケッチ1スケッチ2