僕の勤める神戸芸術工科大学では毎年数々のゲスト講師をお招きする特別講義を開催しています。来たる6月12日、イラストレーター植田真さんをお迎えします。イラストレーション誌チョイスの大賞によるデビュー当初から植田さんの独特な絵とたたずまいが好きでしたが、僕のライヴペインティングでギターの即興演奏いただくなど、近年交流もさかんになっています。昨年8月に神戸へ引っ越してこられ、さっそく大学へも来ていただけることになりました。
植田さんのデビューから現在まで一貫して関わりの深い編集者・吉田宏子さんに聞き手役をお引き受け頂き、植田さんの過去~現在を語り合っていただきます。さらに、植田さん御本人も初体験という、御自身のギター演奏+ライヴペインティングも実現します。どんな展開になりますか、ぜひ歴史的なこの現場に御立会いください。本学特別講義は、どなたでも参加いただけます。御予約も不要です。
植田さんブログはこちら
http://silentphase.blogspot.jp/
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植田真 特別講義
「気配を描く~絵と音の即興」
6月12日(水)
14:50~17:50(申込不要・聴講無料)
神戸芸術工科大学 屋外特設スペース (雨天の場合は体育館で開講)
聞き手:吉田宏子(編集者・ハモニカブックス発行人)
進行:寺門孝之
協力:神戸芸術工科大学 軽音楽部OTON
神戸芸術工科大学
神戸市西区学園西町8-1-1
ビジュアルデザイン学科
お問合せ:078-794-5051(学科事務室)
アクセス:神戸市営地下鉄(西神山手線)学園都市駅より、南へ徒歩約6分
植田真/イラストレーター
1973年生まれ。1998年第15回ザ・チョイス年度賞大賞受賞。2008年「マーガレットとクリスマスのおくりもの」で第14回日本絵本賞受賞。自作絵本に「スケッチブック」「まじょのデイジー」。また、「りゅうの目のなみだ」(浜田廣介・作)、「トトンぎつね」(今江祥智・作)、「絵描きの植田さん」(いしいしんじ・著)、「クマのあたりまえ」(魚住直子・著)など、絵本や文芸の装画・挿絵を多く手掛ける。その他、CDジャケット・広告などのイラストレーション、音楽など幅広く活動。
http://www.silentphase.com
吉田宏子/編集者・ハモニカブックス発行人
早稲田大学卒業後、玄光社入社。「コマーシャルフォト」編集部を経て「イラストレーション」の編集に約15年携わる。退社後はフリー編集者として活動する傍ら、ハモニカブックスを立ち上げ、小部数出版活動を行なっている。編集の仕事に「100%ORANGE:GOOD SMILE」。「和田誠:時間旅行」、寺田順三展覧会図録など。ハモニカブックスではフィリップ・ワイズベッカー作品集などを刊行。展覧会プロデュースも行なう。