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2012年11月27日

▼ 結城座 『注文の多い料理店』北海道ツアー ▼

神戸展の新作を描きつつ、毎月の仕事の絵の〆切がつぎつぎに来るのを順々に描いて、で、明日は夜明け前から起きて(といっても大学に通うときもいつも夜明け前ですが)北海道へ。士別というとこにいくことになっている。どか雪だし寒いから気をつけるようにって連絡が入り、僕は寒いところへあまり行った事もないので、防寒服だとか雪でも大丈夫な靴とか買いに冷たい雨の街をうろつく。旭川の空港から、雪の中を行くらしい。結城座『注文の多い料理店』北海道ツアー。写し絵と人形美術を担当しています。台本・演出の山元清多さんが天空へ出張されちゃったので、写し絵の配置やタイミングの確認とかのお手伝いに行ってまいります。村上春樹氏『羊をめぐる冒険』のモデルらしい士別、たのしみです。羊男が来るだろうか…

http://www.youkiza.jp/news/2012tour.html

結城座「注文の多い料理店」のためのイメージ画2006
結城座「注文の多い料理店」のためのイメージ画(2006)

2012年11月26日

▼ 寺門孝之絵画展 『宝船そして神戸』 接近中!! ▼

大阪、美術画廊ギャルリ・ムスタシュでの『太陽SUN』展は11月30日で終了。翌12月1日からは僕の指導学生で内モンゴルからの留学生、オゴンバイラ君の個展が始まります。
で、僕は間髪入れずに神戸展が始まります。12月3日(月曜日)スタート。初日、特にレセプションはありませんが僕はできるだけ会場に居て、皆様とお会いしたいと願っています。『太陽SUN』と重なる作品も一部ありますが、別内容、今年御正月の東京、ピンポイントギャラリーで開催された新春絵画展『宝船』の作品を中心に、新作を含めた神戸独自のラインナップとなります。もちろん今回も、搬入直前まで描く、描く、描きます!!
中日の9日・日曜日にはライヴペインティングもやります。今回はイラストレーターで絵本作家の植田真さんのギター演奏とともに暴れます。16時から約1時間強。要予約、入場料1000円です。

会場のギャラリーVieは文化遺産でもある歴史的ビル=海岸ビルヂングの3階にあり、神戸ルミナリエ会場のすぐ近くでもありますので、併せてお楽しみいただけます。12月前半、神戸の街でお会いしましょう。

宝船そして神戸dm front
t宝船そして神戸dm back
今回のDMのデザインはギャラリーVie主宰=村上政行氏です。

寺門孝之 絵画展 『宝船そして神戸~Jewel of Heart  ボクの神々を載せて~』

2012年12月3日(月)~15日(土)
11:00~19:00
会期中無休

天使や人魚、映画や物語のヒーローやヒロイン、様々な神仏、そして子供たち・・・
ボクにとってのありとあらゆる真新しい神々を載せて、ボクのハートを出航した様々色々な宝船は、2012年12月、ボクのそだった街神戸へとやって来きました。

ギャラリーヴィー
〒650-0024 神戸市中央区海岸通3丁目1-5 海岸ビルヂング307号
TEL 078-332-5808 FAX:078-332-5807
JR・阪神元町駅西口下車南へ徒歩約5分
http://www.galleryvie.jp
galleryvie@voice.ocn.ne.jp

ライヴペインティング 12月9日(日)16:00~ with Guitar 植田真
要予約、お申込はギャラリーVieまで 入場料¥1,000‐

☆なお、会期は神戸ルミナリエと重なります。夕方以降は交通規制・通行規制に御注意ください。大丸側からではなく、元町駅西口から南下するのがよいかと思われます。

2012年11月23日

▼ 日野晃さん公演「マクベス」は必見!!11月29・30日!!  ▼

macbeth

親しくさせていただいている古武道家で、身体と意識のディープでラジカルな探究家である日野晃さんが、今年もヤル!!ヤラレル!!!
昨年、東京と神戸の公演をつぶさに魅せて頂いて、ヤラレタ!!!!
その後半部分を、日野さんは「マクベス」と呼ばれていたが、今年はなんとその「マクベス」部分を大幅に進化させた公演だという。想像しただけで、血が滾ることこの上ない。

ちょっと長くなるが、一昨年の日野さんの公演を目の当たりにし、昨年の公演のパンフレットに掲載していただいた僕の文章を以下に掲出します。

「どしゃぶりの大雨、ぬかるみでの死闘」寺門孝之   

フェデリコ・フェリーニはインタビューで映画を撮る際に最も気を遣うポイントとして「映画に現実が入り込まないこと」を揚げている。映画の中は聖域であり、ぬるぬるの日常から切り離され内部の強度が高まれば高まるほど、僕等観客はそれに触れることで日常を遣り過ごすだけのエネルギーを拝受できる。絵にせよ、劇にせよ、小説にせよ、音楽にせよ、僕が芸術に期待するのはそういうことだ。プロフェッショナルと素人の肩書きとしての差異などどうでもよく、時として幼い子供の描く絵や、幼稚園での児童劇に至福を感じることもある。予想を超えたアクション、予測を裏切るリアクション…目が離せなくなる、そのことが魅入られる、魅せられるということだろう。想定内などと言う日常を大自然が情け容赦無く軽々と超越してしまうことは、僕等は何度も何度も繰り返し突きつけられ叩き込まれる。大自然への、あるいは日常の外、あちら側への畏怖と憧憬が人を芸術へと誘い、芸術はあの世の雛形として人工的にこの世へ穿たれる窓だ。たとえばどしゃぶりの雨…

黒澤明作品『七人の侍』の死闘中降り注ぐ人工の雨量の凄まじさ…。敵も味方も全てを叩きつけ、呑み込んでしまう。黒々と差し込む雨の槍と泥煙の中で、人がギラギラと発光し始める。本当に切羽詰った先に発する光を黒澤明が欲している。僕等はその映画の四角の中に自分の血を辿った先に開ける、自分が遠くはるばると生き抜き、生き延びてきた道を感ずることが出来る。

僕が初めて日野晃氏振り付け・構成・演出のステージを目の当たりにした時に感じたのはそういうことだった。舞台の上の知らない誰か達が皆切羽詰って、生き抜こう、生き延びようと疾走している。敵に合えば殺されるかもしれない、出来れば敵に見つからず駆け抜けたい、しかし合えば戦い、あるいは闘わずして生き延びねばならない… それがダンスなのか武道の公開練習なのか、劇なのか僕にはわからない。わからないが僕の血は僕を超えて遡り、僕にも舞台の上にも、見えないどしゃぶりの大雨が降り、僕等は泥煙の中をひた走りに走っていた。

何年か前に新宿で観たピナ・バウシュの舞踏団の公演でも雨は降っていた。公演半ばから雨は舞台に降り続け、あり得ない雨量が舞台を海と換えてしまう。常軌を逸した人工の大雨がダンサー達の野生を叩き出して、舞台に獣じみた匂いが充満していく。西欧的な、即物的なスペクタルとしてのカタルシスがそこにある。
日野晃氏の舞台の特異なのは、実際には雨も降らず、泥も無く、素舞台であることだ。照明の効果も最小限。なんら劇的な演出が無い上で、見知らぬ誰か達がその身体だけで僕等をどしゃぶりの大雨の中へ連れ込み、ぬかるみでの死闘に巻き込んでしまう。その上、静かで、透明で、爽やかなのだ。不思議だ。笑うしかない。

このようにぐたぐたと書いた。その上で、昨年の公演を見て、倒れた。僕が想い、書いたことは、全く、足らなかった。はるかに、足らなくて、またしても笑うしかない。
今年、また依頼を受けて、懲りずにまたパンフレットに載せるという文を書かせていただいた。フライングではあるが、以下に掲出する。

「狂え! 
大切なモノともいちど会えるまで」寺門孝之

室町か、いやもっと中世? 古代か? 僕達が今とはまったく違うものを信じ、違うものが見えていた時に
失った、亡くした、大切な人の亡き骸を運ぶ道・・・
熊野? だろうか
会いたい・・・ ・・・ 合いたい・・・ ・・・
もいちど 合いたい
僕達は息を吹きかけ、叫び、啼き、暴れ、狂う
狂うことによって、あの人はよみがえる
毎年、毎年・・・何年先となっても、僕達が狂えさえすれば、あの人が黄泉還る
その確実さを、知っていた頃の自分の血の昂りを、思い出すことがあろうとは思いませんでした

日野さんはそれを「マクベス」と呼びます
たしかに舞台にはマクベス役者が起ち上がり、マクベスの台詞をもの云う
けれど甦ったのはマクベスだったか?
東の果ての小さな島の奥深い森の奥の奥の夜の
誰もに、大切な人を失った絶望があり
誰もが、もいちど会い 合うための 狂いを 得る権利を発見する
遠く マクベスを描いた御方も その森の奥の術を知り尽くす人だったでしょう、さて

大切なあの人を向こう側から呼び寄せるとき、他の亡き者の群れもまた、蜘蛛の糸をたどり始める。狂い、得られるものは、欲しいものだけとは限らない。ならば、さらに狂え! 狂え! 狂え! 狂え!浮ばれないモノどものために。満月を打ち鳴らし、世界が裏げえるとそこに! まっさらな太陽!!!
日野晃畏るべし

先日、久し振りに日野さんとゆっくりお話しできる機会を得た。日野さんは今回の公演にどっぷり含まれ切っていて、そのアイディアが身体中から、そしてもちろん口からは言葉として放出されていた。またしても、僕の文が置いてきぼりにされ、日野さんは見えないくらい遠くの角を曲がって、全く見えないのだった。
皆さん、とにかく、見る、べし、です!

日野晃「Real Contact Project」主催公演
『太鼓衆一気結成10周年公演VSマクベス』


11月29.30日(木・金)
埼玉・彩の国小ホール

開場19:00 開演19:30 両日共  
前売り 3.500円 当日4.000円
お問い合わせ Tel: 048-778-7967

http://www.real-contact.jeez.jp/index.htm

http://blog.ap.teacup.com/hinobudo/
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この公演に向けて、シンボル=「まっさらな太陽」を描かせていただきました。写真がその太陽です。
公演限定販売でTシャツになり、原画も展示されるそうです。
原画は金色で描きました。その方が、描くときに気分が出るし、黒にしたときに筆触がくっきりと現われるのです。
実際に、筆が紙に触れている時間は15秒くらいかと思います。イッパツで決まります。けれど、その15秒を得る間合いを見るのに、1っか月以上を費やしてしまい、日野さんを随分待たせてしまいました、申し訳ないです。(苦笑)

余談ですが・・・僕は学務のためこの公演を見ることが叶いません。えーんえーん。
皆様、僕の分もしかと体験されてきてくださいね、たぶんまだチケトあると思います。未確認ですが・・・。前半は、日野晃さんの御子息=一輝さんの和太鼓のライヴです。

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2012年11月20日

▼ 仕事、色色 ▼

美術画廊ギャルリ・ムスタシュでの新作展「太陽SUN」も早後半に入り、学務もこの時期忙しく、次々来(きた)る〆切の合い間をぬって旧友、若人(わこうど、って今はほとんど言わぬか?)との交歓もあれば、朝日新聞文芸時評の月例勉強会のために文芸誌を毎月4~5冊読みつつ、好きな芝居は観なくてはならぬし、大阪展が終われば神戸展、新春は1月2月東京で個展がつづき、それに合わせて本も作ります…といったジェットコースターで日日が猛スピードで飛び散って行きますが、そんな中こつこつ仕事もしていて…最近の果実をまとめてお知らせいたします。

パパのデモクラシー フライヤー
佐藤B作さん率いる劇団ヴォードヴィルショー 2013年4月4日~14日 座・高円寺での劇団創立40周年記念興行第三弾『パパのデモクラシー』のフライヤー画を描かせていただきました。新春にはポスターも出来上がります。1994年の運命の出会い以来、B作さんにはお世話になりっぱなしです。もう何枚描かせていただいたでしょう、今度まとめてみたいです。作/永井愛 演出/鈴木裕美 デザインは毎度お馴染み 鳥井和昌さん。
http://www.vaudeville-show.com/

こんぴちぱ
絵本もひさしぶりに描きました。「こどものくに」チューリップ版11月号。『こんぴちぱ』というおもしろいタイトルです。作は詩人の林木林さん。実は木林さんはご近所さんで、いつか一緒に絵本をなどと前からいっていたのですが実現しました。雨や風、川や海、耳を澄ませば聞こえてくる「音」をあいさつ言葉としてつむいだ、不思議でシンプルな木林さんの世界に、淡い水彩を施しました。
鈴木出版。370円(税込み)
ただし一般販売がなく、幼稚園を通じての流通です。太陽SUN展で限定販売中。
http://www.suzuki-syuppan.co.jp/

銀河を、木の葉のボートで 文庫
野中ともそ著『銀河を、木の葉のボートで』双葉文庫 本体600円+税
カバー画を描かせて頂きました。デザイン:芦田慎太郎
何年か前、同作単行本の装画を担当し、今回文庫化にあたり絵もタイトルも変わりました。単行本は『犬のうなじ』といいました。
http://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-51537-4.html

結婚家族
渡邊淳子著『結婚家族』光文社 本体1500円+税
装画を担当しました。装幀:藤田知子
http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334928599

2012年11月18日

▼ 11・18 太陽SUN 在廊速報 ▼

本日18日(日曜日)、14時~17時過ぎまで 在廊の予定です。
大阪は曇り空、雲の上空には今日も太陽SUN!
心斎橋 美術画廊ギャルリ・ムスタシュでお会いしましょう~

20121008LIVEPAINTING
10月8日のライヴペインティング作品もショーウィンドウにどかんと展示中です。

寺門孝之新作絵画展“太陽SUN”
2012年11月1日(木)~11月30日(金) 毎週月曜日休廊・御注意ください
正午から午後七時半まで開廊

美術画廊ギャルリ・ムスタシュ
大阪市中央区東心斎橋1-15-27 白水社ビル1F
06-6253-0440
http://www.galerie-moustache.com

太陽SUN dm front

太陽SUN DM back

2012年11月17日

▼ 11・17 太陽SUN 在廊速報 ▼

毎日隙間無くみっちり生きております。
明日学務終了次第、ムスタシュへ向かう予定…19時着がかなうかどうか…
ご縁がありましたら心斎橋、美術画廊ギャルリ・ムスタシュでお会いしましょう。
太陽SUN!

太陽SUN2
写真はこの展覧会のために描いた太陽SUN 二枚目です。

寺門孝之新作絵画展“太陽SUN”
2012年11月1日(木)~11月30日(金) 毎週月曜日休廊・御注意ください
正午から午後七時半まで開廊
初日夕刻より画家を囲んでささやかなレセプションパーティを催します。入場無料。

美術画廊ギャルリ・ムスタシュ
大阪市中央区東心斎橋1-15-27 白水社ビル1F
06-6253-0440
http://www.galerie-moustache.com

太陽SUN dm front

太陽SUN DM back
DMデザインは伊勢丹“GOLDEN PRAYER”にひきつづき田原知世さんです。

2012年11月15日

▼ 11・15 太陽SUN 在廊速報 ▼

学務や次々にせまる〆切の合い間をぬって、本日、ギャルリムスタシュ参ります。
午後1時~ラストまで。途中抜けたりするかもしれませんが、御縁ありましたらお会いしましょう。写真は「SUN'S HEART BEYOND CLOUDS」 本展のための新作です。

SUNS HEART BEYOND CLOUDS

寺門孝之新作絵画展“太陽SUN”
2012年11月1日(木)~11月30日(金) 毎週月曜日休廊・御注意ください
正午から午後七時半まで開廊
初日夕刻より画家を囲んでささやかなレセプションパーティを催します。入場無料。

美術画廊ギャルリ・ムスタシュ
大阪市中央区東心斎橋1-15-27 白水社ビル1F
06-6253-0440
http://www.galerie-moustache.com

太陽SUN dm front

太陽SUN DM back
DMデザインは伊勢丹“GOLDEN PRAYER”にひきつづき田原知世さんです。

2012年11月12日

▼ 雨の神戸にまっさらな太陽SUN! 11・11・11・11ライヴペインティング完了! ▼

ずいぶんと前からの天気予報は当たって、神戸は朝から冷たい雨。それでもずいぶんたくさんの方が集まってくださった。一昨夏とは気候も内装もすっかりあらたまったkiito=デザイン・クリエイティブセンター神戸の広々とした1階で開催中のビーズアートショーの一画で11月11日11時11分11秒(微笑)、ライヴペインティング、スタート。高本一郎さんのリュートとは三度目の逢瀬。が、これまでとはずいぶんと違った感じで音色が進んで行く。それに今日はビーズのイベントなので、ビーズを使っての初めての大規模なライヴペインティングで、かなり合点が違う。

process01
いつになく記号的な、直線的なドローイングでスタート。実は今朝の起き掛けの夢で「十字とシオタ」という単語が響いて、それをひきずっていたのかもしれない。意味は皆目不明だが…

process02
まもなく女性像?へ展開…

process03
昨夜購入したばかりの電動ドリルを使って、ビーズを安定させる穴を開けて真珠様ビーズを固定してみたり、一度貼り付けたビーズを移動させてみたり、あれやこれや、描く描く描く…

process04
三転四転して第一部は結果このように。ここまででちょうど一時間くらい。密度としては結構完成してしまっていて、後半先へどう進めるかno idea。でも実は、この前半の展開、絵を僕は気に入っていないのだった。なんかべたついている。ふっきれていない感じがした。

実は今日、武道家で畏敬する兄貴分であり僕の人生に深く御縁がある日野晃さんが御夫妻で遠く和歌山から雨の中、車を二時間以上ぶっとばして来てくださっていた。楽屋裏で高本さんも含め御夫妻とランチタイム。高本さんや僕の質問に応じて日野さんが話してくれた言葉が、後半の僕たちを変容させてくれたように思う。それはそうと、日野さんと、高本さん、なんか似てた…
interva

で、13:30~の第2部スタート、最初僕は何をしてよいやら皆目わからないままに手を動かす…動かすうちに、高本さんのリュートの音が変わっていることに気付く。音粒の輪郭はっきりして耳奥にしっかりと落ちて来る。途端、なにか僕にスイッチが入る。これで完成かと思われた絵のほとんどを壊し、貼り付けてあったビーズも飛び散らせながら画面全体に金色を撒いていく。
process05

それからのことは、記憶に無くて、写真の記録もなくて、気付いたらどかんと金色の太陽…クレジットを息絶え絶えで書いて、最後に真ん中に大きな真っ黒なビーズを貼って、完了。

completed

こんな太陽がどかんと立っていました。

ending
高本さんとならんで「ありがとうございましたっ」と御挨拶。(this photo by HINO AKIRA)

太陽sun
かわいい御客様が声をかけてくれ、僕が「これなんの絵だと思う?」とたずねると
「SUN」「太陽、SUN」とこたえてくれた。英語の方が得意らしい。できすぎ…(微笑)。若い頃は子どもは僕から逃げたものだが、最近僕は子供にもてもて。(this photo by HINO AKIRA)

そのかわいい御客様とまず記念撮影。
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高本さんとのツーショットも三回目。僕も高本さんも、今回の絵がいちばんお気に入り。新しいとこに出た気分。

高本さんは実はこの後もお仕事があり、すぐに発たなければならず、そのことを聞いていたので僕はビールを持参してた。ちゃんと氷でくるんで持ってきたので、きんきんに冷えている。舞台の壁の裏でこっそり祝杯! 校舎裏の不良中学生みたい。そして「こんどは東京でもやりたいですね」などいいながら、高本さんは雨の降る外部へ。荷物は雨傘とリュートだけ。かっこいい。
そして僕一人の記念写真を撮ってもらって、後片付けして、僕等も外部へ。
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外部は、雨が上がり、遠く雲のむこうが太陽で光ってた。太陽、SUN。


日野晃さんが早速今日のことをブログに書いてくださっている。多謝。
http://blog.ap.teacup.com/hinobudo/547.html

2012年11月10日

▼ 明日11月11日11時から神戸kiitoでラフィヴペインティング!! ▼

setting1110

明日11月11日11時からのライヴペインティングに備え準備していた支持体、画材類を、今日会場のkiito=デザイン・クリエイティブセンター神戸へ運び込みました。180cm角正方形のパネルの場所も決まり、あとは明日ここで暴れるばかり。明日14時15時くらいにはこの白面になにか「絵」が宿ってると思うと不思議です。
奇しくも、一昨夏、猛暑の最中改装工事以前絵を描いてたのと同じ場処あたりで描くことになりました。
朝から雨予報が出ていてとほほですが、御縁と御気力がおありの皆様の御立会いをココロマチいたしております。リュートの演奏は高本一郎さん、三度目の逢瀬ではどこへ連れてってくださるでしょう?

高本一郎さんのhpは以下から
http://ichiroluth.exblog.jp/

11時~1hの第1部、13時半~完成までの第2部の二部構成となります。

会場は先日オープンしたばかりのデザイン・クリエイティブセンター神戸(旧生糸試験所)
http://www.bead-art-show.com/kobe12/info.html
詳細は以下から御覧いただけます。
http://www.bead-art-show.com/kobe12/index.html
dm1111

2012年11月08日

▼ 11・11・11 またまたライヴペインティング KOBE kiito with 高本一郎さんリュート ▼

1111に向けて支持体制作1111の看板も描きました

11月11日11時、ライヴペインティングをします。
リュート奏者 高本一郎さんと三度目の逢瀬です。
今回は BEADS ART SHOW KOBE 2012 の会場で、ビーズを用いたライヴペインティングに挑戦します。
11時~1hの第1部、13時半~完成までの第2部の二部構成となります。

会場は先日オープンしたばかりのデザイン・クリエイティブセンター神戸(旧生糸試験所)
http://www.bead-art-show.com/kobe12/info.html
詳細は以下から御覧いただけます。
http://www.bead-art-show.com/kobe12/index.html
dm1111

今日は少し寒さも緩んで、学務の合い間に大学のラボ棟前で11・11で使う支持体制作作業。実はこの木パネル、元僕のゼミ生で今は学科実習助手でばりばりのライヴペインター=小越将吾君のゼミ生時代の作品です。ごめんね、白く塗りつぶして。
写真は白塗り作業中の支持体風景、ついでにこしらえた11・11LIVEの看板。
そして見上げれば夕方の空に、なにかを告げる狼煙が上がっていました。11月11日11時から、さあ、暴れるよ! 御縁のある皆様、御参集ください。高本一郎さんの魔性のリュートの音粒とともに、寺門、描きます。ビーズ、撒きます!

1108狼煙

2012年11月02日

▼ 心斎橋美術画廊ギャルリ・ムスタシュ「太陽SUN」スタート! ▼

太陽SUN

昨日1日から大阪・心斎橋美術画廊ギャルリ・ムスタシュにおきまして寺門孝之新作絵画展「太陽SUN」スタートしました! 早い時間帯からたくさんの御来場ありがとうございました。夕方僕が画廊に着いたときには満杯でした。
昨年春来、金色の天使、金色の世界をおっかけているうちに、金色の親玉様、おてんと様にゆきあたりました。誰もが子供の時には太陽さんを燦燦と画用紙に描きませんでしたか? 大人になると太陽を描くこともなくなりますが、今回、久し振りに太陽だけを紙の真ん中にどかん!と描いてみました。凄く、すんごく、気持ちよいです。一日一太陽描けたら好いだろうな、などとココロ弾んでいます。人の身体で太陽はどこと関連付けられているかと言うと、心臓だそうです。ハートの形も僕に今大ブームです。天使、ハート、太陽…と連なる金色の世界を浴びに、どうぞいらしてください!

明日11月3日は学務終了後、16時到着めざしてムスタシュに向かいます。御縁がございましたら、明日夕刻ギャルリムスタシュでお会いしましょう。

会場風景

寺門孝之新作絵画展“太陽SUN”
2012年11月1日(木)~11月30日(金) 毎週月曜日休廊・御注意ください
正午から午後七時半まで開廊

美術画廊ギャルリ・ムスタシュ
大阪市中央区東心斎橋1-15-27 白水社ビル1F
06-6253-0440
http://www.galerie-moustache.com

太陽SUN dm front
太陽SUN DM back
DMデザインは伊勢丹“GOLDEN PRAYER”にひきつづき田原知世さんです。