▼ 日野晃『Real Contact2011』初日を観て ▼
【第2部】
室町か、いやもっと中世? 古代か? 僕達が今とはもっと違うものを信じ、違うものが見えていた時に
失った、亡くした、大切な人の亡き骸を運ぶ道・・・
会いたい・・・ ・・・ 合いたい・・・ ・・・
僕達は息を吹きかけ、叫び、啼き、暴れ、狂うことによって、その人が甦る
毎年、毎年・・・何年先となっても、僕達が狂えさえすれば、その人がよみがえる
その確実さを、知っていた頃の自分の血の昂りを、思い出すことがあろうとは思いませんでした
大切な人を向こう側から呼び寄せるとき、亡き者の群れもまた、蜘蛛の糸をたどり始める。狂い、得られるものは、欲しいものだけとは限らない。ならば、さらに狂え! 狂え! 狂え! 浮ばれないモノどものために。満月を打ち鳴らし、世界が裏げえるとそこに! まっさらな太陽!!!
日野さん畏るべし