クリスマスイヴイヴとなっても様様な案件が同時に進行しており、必要なお絵描きもとめどなく、今年は仕事納めは不可能、年をまたいであれやこれや進行中。
その中でもハートを大きく占めだしているのは、若尾文子様のことである。運がいいというか、この世はそういう風にできているのか、是非観たいと思っている映画が次々と劇場で公開されつつあって・・・
今日は、角川シネマ新宿へ大雷蔵祭に行ってきた。
目当ては、もちろん「ぼんち」と「好色一代男」の若尾文子様である。
「ぼんち」!!!
最初の一瞬から圧倒的で、ラストまで余りのすばらしさで心底嬉々となる。マイケルThis is it同様、エンドマークで拍手が巻き起こった。
市川雷蔵はジョニー・ディップも真っ青な魅力! 二枚目な上に突き抜けた虚無と無邪気とユーモアとフェロモン、渋み、苦味もあって打ち抜かれた。出て来る全ての役者が見事で豪華、言葉遣いや、間、所作の美しさ、日本家屋の光と影、座布団や、布団や畳・・・次々と登場する女達の色のとりどり・・・面白過ぎる映画也!!!
そして、若尾文子様は中でも抜きん出て目立つかっこ良さ! 出るとこ出るとこ名場面!
「好色一代男」も時代劇ながらぶっとんだ、突き抜けた映画で、全編館内爆笑、かつエッジが効いて、陰惨なエロスのスパイスもピリリ。ラストはちょっと昔のNHKドラマの「天下御免」の最終回も思い出したりした。
この2本、新宿では26日まで観るチャンスあり。大阪では新年に見れまっせ
http://www.dairaizosai.jp/theater.html
http://www.kadokawa-gardencinema.jp/umeda/movie/20610/
ところで、目当ての映画が始まる前に、いきなり「人間失格」の予告編がっ!! 予告編にも僕の絵がどかんとっ!!! この予告編かなりのカッコヨサで、これじゃあ大ヒットまちがいなしではないだろうか