▼ 4・26(土) てらぴか在廊速報 ▼
“NOW AND THEN”2日目
12:30ムスタシュ到着目指して参ります。
東京へ戻らねばならず、16:00退出予定です。
ギャルリ・ムスタシュでお会いしましょう
http://www.terapika.com/files/exhibition_files/exhibitionnow_files/nowandthen2008_files/nowandthen2008top.html
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“NOW AND THEN”2日目
12:30ムスタシュ到着目指して参ります。
東京へ戻らねばならず、16:00退出予定です。
ギャルリ・ムスタシュでお会いしましょう
http://www.terapika.com/files/exhibition_files/exhibitionnow_files/nowandthen2008_files/nowandthen2008top.html
いよいよ明日正午から、僕の大阪MOTHER SHIP=美術画廊ギャルリ・ムスタシュにおいて“NOW AND THEN 2008~テラカド☆パラダイス~楽園”展がスタートです。どんな楽園空間が立ち現れているか、僕自身楽しみです。
在廊予定は・・・
4月25日 金曜 16:00~18:00
4月26日 土曜 12:30~16:00
ギャルリ・ムスタシュでお会いしましょう!
22日、夜、ベターデイズ大久保さん達に誘われてビルボード東京へ、細野晴臣さんのライヴコンサート。幼い頃からずっと聴いてきたが、ライヴはなんと初体験。おまけに、なぜかMCとして元山の手事情社俳優、今は「やる気マンマン男」芸人として奇天烈な存在感を放ち続けている 清水宏さんが、名古屋弁のおばさんとして登場。ビルボード、細野晴臣、清水宏・・・東京の夜はシュールである。さらにバンドメンバーもすごくって、中でも鍵盤のコシミハルがシュール・・・。
ラスト・・・ステージ後方の暗幕がすーっと開くと、魔都のイルミネーションが煌々とガラス越しにきらめき、歌は「はらいそ」・・・歌詞の「・・・溶けろ リ・ア・リ・ティ・・・」の言霊はそのままこの世界を溶かしてしまったかのようだった。歌、音、光景・・・全てが溶け合い、僕は余りの心地よさに酔って、その後2箇所で痛飲、気付くと自宅ソファで、目覚めた。慌てて神戸へ。
23日、なんとか無事に絵達をムスタシュへ送り出し、倒眠。果てしない夢・・・
夢の中、僕はたくさんの古く 美しい切手を手に入れる。南米のものが多い。僕は女性編集者と話している。「河合隼雄さんは実はゲーテの色彩論を研究されていて、毎日のファッションにかならずその理論を取り入れておられるので、ぜひこれから1年、365日 毎日の河合さんの服装を写真に撮らせていただき、それと寺門さんの集めている切手によってゲーテの色彩論についてのヴィジュアルブックを作りましょう」 「それはいいですね ぜひ作りましょう」・・・
24日、目覚めると夕方。ここは、南米?
4月25日~5月25日 大阪・心斎橋 美術画廊ギャルリ・ムスタシュにて個展です。
http://www.terapika.com/files/exhibition_files/exhibitionnext_files/nowandthen2008_files/nowandthen2008top.html
伊勢丹展終了来色色あって日日があいかわらず高速でめくれて行く。
愉快愉快~
もうずっと遠くの印象ではあるが・・・
4月17日、夜中からの雨をなんとか空がぐっとこらえてくれている間をぬって、伊勢丹展の絵達が新神戸アジトへ戻る。運んで来てくれたのがインドネシアの青年ドライヴァで、見事なニュアンスの日本語と素敵な笑顔でテキパキと作業完了多謝・・・
するやいなや河内長野へ。
駅からはタクシーで観心寺へ。思いのほか深い山へと入って行く。長屋さんと会う場所はいつもこうだ。
着くやいなやまず、秘仏で今日明日のみ姿を拝めるという如意輪観音さんを見ようと本堂へ。たくさんの人が集まってお坊さんの解説を聞きながら秘仏と対面していた。をっ、一目でスーパースターと判る風格とエロス。なんかまっすぐしてなくて、だらっと斜めな感じでだらしないところも凄い。妖艶で自信満々な感じの豊満な女性像のようだ。解説で、腕が6本あると知る。ふうん、6本腕か・・・今日は6本腕を描こうかな? とあっさり思う。
ライヴ会場到着。準備。開演までの時間、舞台脇のカーテン裏でひとり呆けていたら、積み上げられた机椅子その他の荷物を越えて突然男が乱入してきてびっくり。長屋さんだった。少しだけ馬鹿話をして、間もなく開演。長屋さんが舞台へ出て行く。どうしようかなと思ったが、最初の音を聴きたくて僕もすぐに出た。後は、長屋さんの音に導かれるままに描く描く描く。6本腕を描くつもりが、あれ? 6本指になってもた。結果6本指の腕を6本描いた。途中、描いてるカンバスの向こうからぬっと女神の白顔がのぞいて出て僕の脇を意味ありげに過ぎていったが、それが本当にあったことかどうかもよくわからない長短判然としない時間が区切れ、たちまちエンディング。用意した画材のせいか、何のせいか、絵の全てを出し切れた満足感は無く、僕に絵が残った。その絵は画室で育てなくちゃな、と思う。新しい画法で描くと良いと思う。
後、主催者のお蕎麦屋さんで打ち上げ。さっきぬっと出た女神、その他公演を支えてくださったたくさんの方と知り合う。その中の一人が神戸の友人たちの仲間とわかり、彼の車で神戸へ送って頂く。深夜の湾岸、人工の光の連なりは 雨の気配を通してあたたかく滲みながら、高速で僕達を過ぎて背後へ背後へ飛んで行く。
濡れた山の緑や、観音、白い顔の女神の舞いや、長屋さんの息遣いを挟む金属音・・・それらが 夜の人工光群と混じり やがて夢そして絵と溶ける・・・間もなく起床。大学へ。1限目からあるんだった。面談の隊列。
4月13日のファンダンゴでのライヴを終えるやいなや、翌日伊勢丹へ駆けつけてくれた楽市楽座座長=長山現氏が“ANGEL SHIP MARINE”展の世界をすてきな文章に書いてくださいました。以下に引用させていただきました。
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昨日、やっと行けた寺門孝之展(新宿伊勢丹)。素晴しかった~。
会場の手前で、その色彩にまずびっくり。華やか~。今までもかなり華やかではあったと思うのだが、今回はとくに色とりどりで美しい!色とりどりと言っても極彩色という意味ではなく、いろんな色のハーモニー。一つ一つをじっくり見ていると、なんなんだろう、色の紗膜が幾重にも重なって、しかも絵なのだからあり得ないのだが、それらが風に揺れているようだ。それらの色が暖かい。その暖かさは、これも絵なんだけど、実際に遠赤外線というか、ラジウム波というか、ラジオ波というか、そんなものが絵から出ているような、ほんとに見ていると体の芯があったまってくるような感覚が沸いてくる。
そうしたら、天使や女神たちがすごく身近な存在に感じられてきた。私たちの身近な誰か、具体的にはそれは女の人だったり小さな子供だったりするんだけど、そういうニンゲンがじつは女神だったり天使だったりするんだよ。それって私の演劇観でもあるわけで、そういう芝居を作ろうとしてるんだけど、やられた~。こんなやわらかい絵でそれができちゃうんですね。っていうか、私が自分に引き寄せてそう見ている?
寺門氏の話だと、今までとは絵の具の使い方が大きく変わったそうだ。言われてみると、表面にキャンバスの生地の布目が見えている。そして、絵の具の使い方が変わったため、描き方そのものも変わったらしい。素早い作品作りが可能になったと共に、より慎重な筆さばきが必要になり、同時に描きながらも何が出来上がってくるかわからないという即興性が大きくなってきたのだという。なんか聞いていてスゴイことを聞いてしまった気がする。技法と内容と印象が一体になって、ある世界に突入した。その瞬間を今回の展覧会で見てしまったんじゃないだろうか。
「Three Dog Night」というタイトルの絵は、小さなボートに犬が3匹。海の向こうには小さな灯りがチラチラしている。ボートには雨のような、霧のスジのような白い光りが降り注いでいる。それはわたあめみたいな大きな雲(?)から落ちてきているんだけど、そこにはまあるい顔があって、女神に見える。その上にはきらめく星々。この岸辺の灯りは、私には瀬戸内海のフェリーから見える灯りにも思えた。(彼もそんな気がすると言う。彼は神戸で育って瀬戸内海をずっと見てきた。)この絵も描いている中で出来上がってきたものだそうだ。中央の女神らしき顔はまん丸で、描きながら、こんなにまん丸でいいんだろうかとも思ったが、なんだか月みたいに感じられてこれでいいんだと納得したという。
犬はちょっぴりおびえているようにも見えるけど、岸辺の灯りがあるために不安はない。浴びているのは一番上にある宇宙のミストではないだろうかと強引かもしれないけれども空想する。その宇宙のミストというのは、本来なら真空で生きることのできない硬質な宇宙物質が、女神によって恵み豊かなミストへと変換されたものだ。太陽の光や月の光みたいに。そのおかげで地球に海が存在できるし、犬たち(ダルメシアン?)も、そして私たちの灯りも存在できる。本当に強引でワガママな見方で申し訳ないのだが、去年の金蛇のお正月公演でそういうミストのことをちょっと書いた。宇宙の根源にあるミストだ。この絵を見て思うのは、ミストというのは宇宙の根源ではなくて、宇宙の根源はもっともっと厳しい世界なんだけど、そこにイノチが存在することができるためには、このようなミストの存在がなければならないのか。
「Three Dog Night」は大好きなバンド名でもあって、コーラスが美しく、とくに「Old Fashioned Love Song」は絶品で、数年前に中古CDを見つけて買った。バンド名は、「アボリジニが寒さの厳しい夜に3匹の犬と寝る」という風習にちなんでいて、つまり「ものすごく寒い夜」という意味なんだとか。アボリジニの神話のことを「ドリームタイム」という。この絵が無意識の中から立ち上がったことも含めて、まさに、この絵はドリームタイムなのだった。・・・いや、この意味から考えると、あのミストは犬たちからたちのぼる湯気だったのかもしれない。(長山現)
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楽市楽座公式WebSite
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/ag0214/
身体検査や学生面談や教授会議があるため早朝ののぞみで神戸へ。
なんと、2年連続で身長が伸びていた。この歳で伸びるとは・・・この分だと80歳で180cmくらいにはなれそうだ。
明日は午前中に伊勢丹展の絵達が新神戸アジトへ戻って来るので、それを納めて、大急ぎで河内長野へ。
河内長野 観心寺 如意輪観音奉納コンサート
4月17日(木)
開場15:00~ 開演16:00~
会場:観心寺 恩賜講堂(河内長野市寺元475)
http://www.y-morimoto.com/hananotera/25kanshin.html
チケット:2600円
チケット等問い合わせ:072-368-1982(そば屋 藍)
(出演は)
声:川原一紗
音:長屋和哉
舞:ミナル
描:寺門孝之
灯:明松政二
どんな絵が出るのか、我ながら全く見当がつかず、とにかく真っ白けのまま、描き始める つもり。
どうぞ、皆様御参集ください!
(フライヤー画像は以下のクリックで御覧いただけます)
フライヤー表
フライヤー裏
最終日、とってもたくさんの方が御来場くださり、画廊は何回か満杯に!
閉廊がちかづくころ、35年来のファンであるあがた森魚さんが、さらに原マスミさんも御来場くださり、舞い上がりました。そのほかにもたっくさんのご来場の満杯のうちにクローズかないました。
何回も通ってくださった方も今回とても多くいらっしゃいました。
初めて見てくださる方もたくさんいらっしゃいました。色色たくさんの方としゃべり込みました。
なにか、新しい「動き」を感じる展覧会でした。
天使・船・海・・・
天~人(犬)~地・・・
新しく思いついた描き方をさらにずんずん推し進めながら、航海を進めていこうと はつらつとした気持ちで展覧会を終えました。
明日から神戸。
17日は河内長野=観心寺で奉納ライヴペインティングです!
(詳細はこの下の方の記事で)
あ~あ あっという間に日はめくれ もう最終日。
連日のたくさんの御来場ありがとうございます。
本展メインの絵のいくつかはこれで見納め。どうぞ御見逃し無くよろしくお願いいたし間寸。
このところのお気に入り場所=伊勢丹屋上。空いていてなごむ。
最終日 12:30~16:30在廊予定。
本日は16:30で冷酷にぴしゃりと閉廊なので御注意ください。
13日、天候がどうもすぐれず寒い中、でも予想以上のたくさんの御来場、そして次から次へと繰り出される濃い質問、感謝申し上げます。その後話した編集者の方々も、あんなに質問が途切れないトークは見たこと無いと言っておられました。幸甚です。
さってと、本日13日は・・・
14:00~20:00 在廊予定。時折離れますがすぐに戻りますので宜しくお願いします。あと残すところ2日、会場でお目にかかりましょう!!
連日 途切れることなく たくさんの御来場ありがとうございます!
特に今回、新しい方との出遭い・語らい、愉しい毎日です。
残すところ あと 3DAYS!
どうぞ お見逃しなきよう~
まずは 明日 14:00~14:30 ギャラリートーク!
30分ですが、少しでも濃い時間となるよう励みますので、どうぞ奮って御参集くださいますよう ココロよりお待ち申し上げます。
てらぴか在廊予定は・・・
14:00以降はLASTまで居ます。
14:00以前は・・・居たり居なかったり 気紛れにさせてください!
では明日 伊勢丹新宿店本館5階アートギャラリーにてお会いしましょう!!!
速くも 折り返しポイント。11日閉廊後、少しレイアウト変更をしてみました。すこしずつ絵と絵の間隔を広くしてみました。順番も少々変更。ちょこっとしまったり、出してきたりもしました。絵が う~んと両腕を拡げ、深呼吸しました。
12日・土曜日のてらぴか在廊予定 は・・・
11:00~13:00 14:00~16:30 17:30~20:00
多少誤差が生じると思います。会場スタッフへお尋ねください。
今日もたくさんの皆様とお会いできますように
ココロよりお待ち申し上げております。
13日の日曜、14:00~14:30はギャラリートークしますよ!
ふるって御参集ください!
10日、雨や中央線事故にもかかわらず終日たくさんの御来場ありがとうございます! 懐かしい再会や、嬉しい出遭いもあり、愉しい毎日。
本日4・11も
14:00~20:00在廊予定。ただし多少の誤差や、途中の抜けもございます、会場スタッフへお尋ねください。
明後日 13日の日曜日はいよいよ、ギャラリートークの日。
14:00~14:30 奮って御参集くださいますようよろしくお願い申し上げます。
本日 14:00~20:00 在廊予定
多少前後します、また途中抜けたりもするかもしれません、会場スタッフにお問い合わせください。
3月31日に、デザイナーの大久保さんに誘われて酔っ払いに行ったTOKYO ART PARTYの方々が素敵で粋なプレゼントをしてくださった。僕の今日から始まった“ANGEL SHIP MARINE”を立川直樹氏が編集長をされるブログTAPでご紹介くださいました。以下です。どうぞ~
春の嵐というには冷たい雨の中、絵達は無事会場に納まって、“ANGL SHIP MARINE”完成~
本日10:00 STARTです。
たくさんの御来場、ココロよりお待ち申し上げています。
てらぴか在廊予定 11:00~13:00 14:00~16:30 17:30~20:00
多少誤差が生じると思います。会場スタッフへお尋ねください。
深夜、東京画室で描く予定の絵はすべて完了。後は神戸アジトで準備・荷造りえとせとらえとせとら・・・
伊勢丹展“ANGEL SHIP MARINE”が間近に迫り、大学も新年度がスタートするし 気持ちがががギャロップしてきていますが、こんなこともあるのでした。僕としては全く夢物語のような出遭いからこれまでに2度競演させていただいた音楽家(打楽器奏者)=長屋和哉さんとの2005年春の扶桑以来ひさしぶりのライヴペインティング! 昨晩夏、オペラ「メリーウィドゥ」舞台美術製作のためゼミ生と通った河内長野、っていうのも御縁でしょうか。
河内長野 観心寺 如意輪観音奉納コンサート
4月17日(木)
開場15:00~ 開演16:00~
会場:観心寺 恩賜講堂(河内長野市寺元475)
http://www.y-morimoto.com/hananotera/25kanshin.html
チケット:2600円
チケット等問い合わせ:072-368-1982(そば屋 藍)
(出演は)
声:川原一紗
音:長屋和哉
舞:ミナル
描:寺門孝之
灯:明松政二
伊勢丹展終えて、真っ白な気持ちでのぞみたいと思っています。ぜひ、御参集ください~
(フライヤー画像は以下のクリックで御覧いただけます)
フライヤー表
フライヤー裏
まだまだお絵描きが止まらない。