▼ ロドリゲス プラネット・テラーinグラインドハウス ▼
外は一年に一度か二度かのタマシイが呆け出るような好天なれど、映画画集(タイトルは「てらぴか映画日誌」と決まった)のゲラの束が送られて来ているので朝から入念にチェク。自分の映画日誌を読んでいるうち無性に映画に行きたくなる、むずむず。昼時、妻とトルティーヤなどを食しているうちとうとう我慢ならなくなり、びゅんと新宿へ。目当てはロバート・ロドリゲス監督作品「プラネット・テラーinグラインドハウス」! 見逃してしまったかと思って調べてみたらまだやっていた。歌舞伎町の広い大きな古い映画館、緞帳もあって、雰囲気はぴったり。いきなりフェイクな予告編が始まってあれよあれよと本編に。うわあ~カッコイイ! うわあグロイ! うわあ気色悪い~ ぎょえ~ わっ! をを~カッコヨ過ギ! と全篇興奮のルツボ! 「シン・シティ」も大大好きだったが、今回も凄過ぎる熱過ぎるカッコヨ過ギルルル、ロドリゲス万歳! くらくらになって映画館を出ると靖国通り上空、十四夜の月が街の灯りとおんなじくらいの明るさで夕闇にとろけ出ていた。