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2007年05月25日

▼ 納豆丼トーク 第2章! 穂村弘さんとまた ▼

めくってびっくり短歌絵本
「納豆の大ドンブリ」(岩崎書店)
刊行記念トークセッション
穂村 弘  寺門孝之
(歌人) (画家)
2007年6月24日(日)16:00~

会場:ジュンク堂書店 新宿店8F喫茶にて
入場料1000円(ドリンク付き) 定員30名
お申込:ジュンク堂書店新宿店7Fカウンター
お電話(03-5363-1300)でもご予約を承ります。
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ジュンク堂のサイトにも告知がでていますので、そちらもご参照ください。

http://www.junkudo.co.jp/newevent/evtalk-shinjyuku.html#20070624shinjyuku

2007年05月23日

▼ みちのく鉄砲店 ▼

みちのく鉄砲店表紙
第12回中原中也賞受賞作=須藤洋平氏の詩集『みちのく鉄砲店』表紙に寺門のゑが使われています。装幀は戸田ツトム氏! 気配の強い白紙の重なり、平らに視ても、斜めから視ても完璧な文字・図版の配置に唸りました。
売れ行き好調でもう重版かかってるらしいですが、この気配のつよ~い美しいカヴァーの紙は初版のみで、以後別種の紙になるそうですので、初版は急いで入手してください! 

『みちのく鉄砲店』
著者:須藤洋平
装幀:戸田ツトム
青土社 2007・4・30 第1刷発行 本体1400円(税別)

2007年05月13日

▼ NOW AND THEN 本日最終 ▼

寺門の1993年くらいから、今年の最新作まで、色色な時代の絵からのセレクション展“NOW AND THEN”、今回はジャポネスクということで和を感じさせる作品が集められたのですが、アトリエに長く放置されて忘れていた12星座シリーズの未公開作や、CG時代から手描きへ移行する只中のシリーズ、sky love、闇の妹、浴衣美人の大きなデッサン、先の東京展から「家族」をイメージした最新作など・・・僕自身とても興味深く見入ってしまう並びとなりました。
少し前までは、時間軸で自分の絵を捉え、あの時代、この時代・・・と区分して意識していたのですが、ここへ来て、総て等距離、あるいは無距離に感じるようになったのが、個人的にはおもしろかったです。これら総てが生えてくる、そしてこれからも色色生えてくる「時間の塊」「時間の分け前」としての「自分」あるいは「時分」が僕なんだなぁ、と思いました。これからもその都度、今、思いついてることに総て投げ出して行くぞう、同時に色色オモイツイテモ行くぞう、とアラタメテ思いました。

で、今日は13:30~19:30まで会場に居たいと思っております、よろしかったらぜひ!
会場でお会いしましょう~

2007年05月11日

▼ LAST 3 DAYS ▼

今日は午後からの授業のために神戸へ移動。到着すると神戸がみるみる冷えてきた。
授業中、夕刻、ふと教室を出てみたら、冷たい雨風の向こう、空低く、大きな、、、虹!!!
学生を呼びに行って、みんなでしばらく虹、見物。

さて、 “NOW AND THEN”展もいよいよあと3日間。以下、在廊予定

5・12(土) 18:00~19:30
5・13(日) 13:30~19:30

会場でお会いしましょう~

2007年05月08日

▼ フラガール ▼

松尾スズキ演出「キャバレー」の歌姫=サリー・ボウルズ役は松雪泰子なので、彼女を見るために『フラガール』を観に夜に横浜まで行った。やはりDVDとかだと身体のディテイルがわからない、映画館でならホント、色色写っているのが見えて良い。で、期待通りとってもベンキョーになった、のだが、それ以前に映画がとてもよく、油断してたときに不意打ちを喰らい目から水流。蒼井優をフラダンスに誘った友達、良かったです。見終わって即、戻り、デニーズでポスターのAD=河野真一さんと撃ち合わせ。河野氏は劇団☆新感線はじめ数々の演劇の宣伝美術をされている凄腕で、彼のデザインによるチラシやポスター、パンフレットは強烈に濃くてカッコイイ!撃ち合わせてるうちに深夜に。深夜のデニーズ・・・ひさしぶりだなぁ、昔よく深夜にデニーズに居たものだったっけ。

2007年05月05日

▼ GW ▼

秋葉原歩行者天国新宿パークハイアットの窓から恵比寿ガーデンプレイスの象のエルマー
GWはあっという間に過ぎた。法事があったり、あとはこれから降りて来てもらう絵のためにベンキョーなど。映画は夏石鈴子さん、荒戸さん、大森監督に薦められて『弓』を観、ガツンと食らったキム・キドク監督の『悪い男』に愕然! うう凄く好きだった。最新作『絶対の愛』も強烈だったが。
これからポスター画を描く松尾スズキ版「キャバレー」のために、DVDもどんどん観た、ボブ・フォッシー『キャバレー』ジョエル・グレイが好み、ルキノ・ヴィスコンティ『THE DAMNED(地獄に堕ちた勇者ども)』ああ、ヘルムート・バーガー・・・ 『嘆きの天使』のマレーネ・ディートリヒの奇妙な歌声・・・どれも大学生時代に観たのだが、ひっさしぶりに今観てもおもしろい! とくにTHE DAMNEDは完璧で溜息。

写真は5月5日の東京見物。なぜか秋葉原に行ってみた、歩行者天国、暑くって熱中症になりかけて即退散。新宿へ移動し、パークハイアットに上って、窓から東京西方を眺めてみた、即退散。恵比寿へ移動、写真美術館で佐渡島の自然を写した大きなプリントを見る。いつのまにか日が暮れていた。ガーデンプレイスに象のエルマーがいて、パッチワークの華やかな色彩もくれなずんでいた。わりとゆっくりそれを眺めていた。