▼ 夢「白い光の花束」→タイガー ▼
車のフロントグラスだろうか、目の前のガラスが、雪? 霜? 純白の塩のような粒子で厚く覆われている。僕は指先でそれを取り除こうと撫でたり引っ掻いたりしていると、その底の方からキラッ キラッ と強い光が粒子の透き間から覗く、それらの光がみるみる強まって、白い光の花束のようになり、僕はうっとりと幸せな感情に包まれる・・・
深夜そんな夢を見て、気持ちいいのと眩しくて目覚め、これは絶対憶えておこうと強く思ってまた眠る・・・なんとか憶えていた。
午後、従姉妹と約束していた超コラーゲン・ラーメンを食べに学芸大駅近辺へ出掛ける、初夏のような日差し。食後、たまたま通りがかった古書店でかねてより欲しかったタイガー立石「虎の巻」と「12人のグラフィックデザイナー第3集」を発見し入手! 後者は高校生時代に買い、伊坂芳太良、横尾忠則のイラストレーションに魅せられイラストレーターになりたいという思いの発端になった本で初版は1969年(入手したのは1973年4版、持っていたのもこのあたりかな)。セツ画学生時代に売ってしまい以後、もう一度欲しくなったけれどなかなか見つからなかった本。第1集の宇野亜喜良さんが入っている方は今年の初めに別の古書店で再入手できた。このあたりがイラストレーションということでいうと僕のルーツになる本です。
タイガー立石はもっと後になって展覧会で衝撃を覚え、その後亡くなってしまい、著書を探すもなかなか入手できなかった。
嬉のココロ!