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2007年01月28日

▼ 楽市楽座初回観劇 ▼

色色と日程調整が叶い、楽市楽座のお正月公演”新春初夢福袋”の初回を目出度く観ることができた。目出度く、発泡酒を購入すると「当たり」缶でもう一缶頂いた、そしてなによりお目出度いの歌を楽市楽座の皆さんに歌ってもらえてそりゃあ目出度い!
いつものラフレシア公演と比して、室内で前に舞台があって役者さんたちが立つため、細かい表情や、なによりも皆さんの声の精妙な素晴らしさをダイレクトに受け取れるのが、新鮮!
ラクイチの小屋公演もすごくよいなあと、思いました。
内容は・・・見てのおたのしみだけれど、初回からすんばらしい出来栄えで、またもや新しい劇的体験それも超和み系、だった。これは体験してない人には説明も不可能・・・ぜひ明日の13時~ か 17時~ にご参集オススメ申し上げます。
予約は必須で~す!

http://www.bekkoame.ne.jp/ha/ag0214/

新春初夢福袋DM

2007年01月23日

▼ 週末は楽市楽座 ▼

新しいブログ形式になってからうっかり忘れていましたが、楽市楽座の新春公演が、あららもうこの週末に接近中! 久々の小屋公演にかける尋常ならザルハイテンションの様子は、金魚姫=キリコさんのブログや、長山さんのコメントでぜひ!
予約必須! 席取合戦間違い無し。当日だと入れないかもですよ~  って僕がまだいつ行けるか未定で・・・くく、ダイジョブだろうか、心配だ!!
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/ag0214/

楽市楽座新春公演DM

2007年01月21日

▼ 1・17~1・21 ▼

おこしいただいたみなさん、ありがとうございました。
お時間の都合や、ご配慮、ご遠慮くださったりでお描きできなかった方方、恐縮です、すみませんでした。
徹頭徹尾、自己満足な催しでしたが、参加いただいた皆さん、宣伝などご協力いただいた皆さん、お忙しい中イベントをサポートしてくださったハーンホフのスタッフのみなさん、そしてハーンホフのムッシュ エ マダム に感謝します。
おかげさまで、少々さびついて硬くなってきていたでっさん腕も最後には大揺れに揺れてぴくぴく いい感じにゆれはじめました。
これからも 固まらず、大揺れにゆれながら 絵 描いていきたい所存です
(そのうち、画像ものっけますね)

最後までムリ言って順番待っていただいたテラコアメンバーたちと、フラワーロードつけね(12年前には相当凄いことになっていたアタリ)のカフェで軽く打ち上げ、Tさんを偲ぶ。

翌朝の大学の授業の素材を整理したりして眠り、翌日は、大学の授業の合間をぬって、Tさんとのお別れの会に遅刻参列。北野の 12年前に大活躍した教会・・・何年か前に新しく甦った高く広く明るい堂内で、集まった人人の悲しみに、ステンドグラスのパステルトーンの色の散乱が降り注ぐ
棺を見送る

その後、ゼミ生と元町駅で待ち合わせ、界隈を連れ回す。ツアコンと化した僕。ラストは昨日のでっさんにつぐでっさんの熱気がまだ残るハーンホフへ。
ゼミ生と分かれその後、神戸アートヴィレッジセンターへ 3・18のトークイベント(with しりあがり寿 さん)の撃ち合せに。
後、再び元町界隈へ舞い戻り、ギャラリーVieのムラカミ氏とスタッフ嬢x2と呑みwith撃ち合せ
帰アジト即就寝

翌朝 大学授業 会議(遅刻) 授業
終了後 アジト経由で 東京へのぞみ
着後 丸ビルのカフェへ 榎本了壱氏の出版記念祝宴参加。 「春の画集」(新風舎)に1点装画で参加しています。 たくさんの懐かしい人や はじめましての方方と歓談。今度出る短歌の絵本の主題となった歌の作家=笹公人さんとも奇しくも出遭う 初。
蜷川有紀さんたち数人と飲み 後 帰宅。

翌日 終日業務・・・夕刻もぞもぞと出かけ、六本木の新国立美術館のオープニング祝賀会へ。
黒川紀章氏の大きな長靴のような不思議なフォルムの発光体が暗い路地の向こうに突如出現 驚く。昨日会った方方も含め、また懐かしい人やはじめましての方方と歓談。展示も見せていただく が 広すぎて腰がへなる 2階の展示室に昨夜の榎本氏の本の装画展示もあって、僕の1点もちょこんと参加。帰宅後即就寝

翌日 というのは今日・・・午後獣が丘の喫茶室へ作家の野中柊さんと面談に、初。新調文庫装画の撃ち合せ。野中さんから直直にステキなミッションが発令された ふむふむ さて。
帰宅後業務 夕刻もぞもぞと出かけ お代官山へ。一昨日の宴でひさしぶりにお会いしたあがた森魚さんのお誘いで氏のライヴイベントへ。映像のかわなかのぶひろ氏や こないだ「クラウドコレクター」の本で出会ったばかりの びん博士 そして初めて知る凄いピアニスト 健未路氏など おんもしろくステキなショーがつづき、最後はあがた氏ライヴ、これが途中からすごいテンションとなって落涙(寸前)
帰宅後パソ(今) 

2007年01月17日

▼ 悲しい知らせ、感謝が溢れる ▼

僕が神戸・北野坂で15年に渡ってお世話になった愛すべきアトリエ・・・その隣にはステキな雑貨店があってその2階は広々とした白いカフェだった。カフェでは震災のあった年の秋以降何度となく展覧会や絵画教室“てらぴかのてらこや”やPig's Headの詩の朗読のライヴなど様様なイベントをさせていただいた。雑貨店には今も僕の絵のポストカードをたくさん置いていただいている・・・「神の庭」という意味だったという名前のマンションの4階に僕は棲み、そこで1993年~2005年の今頃までの全ての絵を描き、すぐ隣で発表するという画家としてなんとも恵まれた贅沢な時代を過ごさせていただいた。アトリエ、カフェ、雑貨店・・・全てのオーナーであったTさんが、昨日1月15日23時に亡くなった、という知らせが今朝、東京の画室に届いた。日曜日の犬の散歩中の不慮の事故だったとのことだ・・・ああ。
大地震のあの間、僕たち家族は4階で揺れていて、Tさんは5階で同じく揺れていた。一度は東京へ引っ越した僕たちを、マンションの修復後、ご好意で再び同じ部屋へ迎えてくれた。家賃が滞る時も何もおっしゃらず、そんな時に絵を買ってくれて、おかげで家賃が払えたり・・・そんなこともあった。
アトリエのマンションがずいぶんと古くなり、Tさんの手を離れ、大改造工事を前にして僕は出て、2005年の今頃に東京へ移った。工事が終わり今ではすっかり装いを変えたそのマンションをこないだ確認したばかりだ。
今日は、1月17日。12年を一巡りしたことに気が懸かり、その時間を思い起こすつもりででっさんイベントを計画したが、その時代を支えてくれていた大きな存在が、今はもういないということが不思議だ。最初のでっさんさろんをしたのも、もちろんTさんのカフェだったなぁ・・・絵画教室を始めたのもTさんの発案だったなぁ・・・感謝が溢れる。
溢れながら、今日はでっさんにいそしむ。

旧アトリエ窓際1旧アトリエ窓際2

2007年01月09日

▼ てらぴかでっさんさろんすぺしゃるのお知らせ ▼

さて、1・17が近づいて来ました。ささやかな催しをします、よかったらどうぞ。

*****
2∞7☆1☆17
てらぴかでっさんさろんすぺしゃる
at  Hahn Hof Hanare

てらぴかでっさんさろんすぺしゃる2007年1月17日

あの揺れた日からひとめぐり12年が経ちます。
2007年1月17日、の自分の中の揺れを感じるため、
以下の要領で、てらぴかでっさんさろんすぺしゃるを開催します。
貴方の似顔でっさんをお描きします。
描かせていただいたでっさんはお持ち帰りいただけます。
無料です。

会場:Hahn Hof Hanare
〒651-0037 神戸市中央区明石町32番地 明海ビル地階
TEL:078-321-0415
http://www.hahn-hof.kobe.walkerplus.com/
(寺門の描かせていただいた天使の壁画がたくさんあるレストランの一室です)

日時:2007年1月17日
15:00~16:30/
17:30~19:00/
19:30~21:00

お一人様10分前後の時間がかかります。
お描きできる人数に限りがございますので、
事前に時間指定でご予約いただくと確実です。
当日はご予約の方優先で描かせていただきます。

予約・問い合わせ
 Hahn Hof
078‐321‐0415(14:00~21:00)

てらぴかでっさんさろんすぺしゃる2007年1月17日マップ

2007年01月03日

▼ 小さな奇跡 ▼

大晦日に長男(5歳)が僕の父に買ってもらった、柄のボタンを押すと先端の透明なカプセルの中で星が回転し、色とりどりに発光する仕掛けの玩具が、元旦には星が回らなくなり、光も出なくなった。

電池が切れたのかと交換しても直らない。中を開けてみたけれどよくわからない。星がモーターの軸からはずれかかっていたのでそれを直したら回転はするようになったが、光は出ない。

長男は回るようになっただけでもいいよと言って遊んでいたが、やはり光が出ないのはおかしいと思い、2日の夕方、購入した玩具店に相談しようと思い、実家の母に電話し購入時のレシートがないか調べてもらうことに。

すぐにレシートを見つけてくれた母から電話がかかり、あれこれ相談しているその最中に、わあっ!と長男が叫び、見ると突然に星が発光して色とりどりに変化していた。それまでいくらやっても光らなかったのだが、なぜ? 家族6人の意識が玩具に集中したことで、玩具がびびったのだろうか? 以来、玩具は光まくり。

奇跡01 奇跡02

▼ 初夢 ▼

(記憶がはっきりとはしないが…)白いスペース…ギャラリーだろうか? 学校だろうか? 僕はそこで今現在の自分であるような、また同時に小学生くらいの少年でもあるような…クラスメイトのような仲間がたくさんいて、わいわいがやがや、自由時間のようでもあるし、絵の合評界会のようでもある…あっ! そうだあの絵を拾わなきゃ、僕は白いスペースのベランダのようなところの柵をよじのぼりまたいで、はるか下方へ落下、いてててっ、足腰をしこたま打ったが、目的の絵を拾ってまた柵をよじのぼっているところ…クラスメイトのひとりのような違うような明るい服の女の子がずっと僕の行動を見ている、彼女は内心やったぁ と想っている。僕が拾ったのはとっても明るい色彩ののびやかなペインティング。

(1月3日の夢…)白いスペース…かつての僕のアトリエだろうか? 古いビルである。僕はそこのオーナーの女性と今のそのスペースの住人である女性と話している。オーナーのとても優しい気持ちが伝わってくる。オーナーのご主人らしい口髭の紳士が現れて、古い肖像画のようなポスターの原画のような作品の束を出してきて見せてくれる。この作品たちの展示と管理をするスペースにしようと紳士は考えているらしく、それを僕に任せたいと想っているらしい。とても好意的な金額でこのビルを僕に譲る気持ちがあるらしい。

(1月3日のもうひとつの夢、ほとんど忘却したが…)白いスペース…先ほどの紳士だろうか、いや違うかな、僕はひとりの男性と話をしている、かと思ったら、ひとりの女の子と見詰め合っている。「オリオン」という言葉が僕の内部に伝わり、僕にたくさんの星星の中のある星のことを思い始める。先ほどの紳士も、目の前の女の子も、僕とその星で思い出があるらしい。

写真は今日(1月3日)に行った摩耶ケーブルから見下ろした神戸の街と、摩耶山天上寺の敷石に仕込まれた星。

神戸 星

2007年01月01日

▼ 新神戸~滝の茶屋 ▼

深夜帰宅後興奮して妻になにやらしゃべっていたがいつのまにか眠り遅い朝を迎える。若い友人からは見たばかりのすばらしい初日の出画像が送られてくる。キレイ。外に出てみるととても元旦とは思えない温かな青空。

滝の茶屋の実家へ。昼食を両親・家族とわいわい、後、帰路。途中、話題の生田神社へ初詣に参りたかったが、上空から見ると参道に雲霞のごとく群集が溢れ出ており、とても無理と判断し帰宅。

風見鶏

滝の茶屋

▼ カウントダウン ▼

大晦日は前日の飲みで心身ぼわんとしてずっとアジトにこもっていたが夜にもぞもぞと外界へ、大阪城ホールへ。美術画廊ギャルリムスタシュのはからいにて、江原啓之氏の大イベント“スピリチュアル・ヴォイス~カウントダウンスペシャル”を体験、約1万人の方々とともに新しい年の幕開きを過ごした。

空中に舞う金色の紙吹雪! 江原氏の語り、歌、壮麗なステージ美術に、色色と僕自身も思いが巡る。途中休憩時の女声アナウンス「アリーナ階、ステージ階のお客様は…」が「アリーナ界、ステージ界」と聞こえなんともあの世めいた気分に浸る。

「あの世へおかえりなさい」で始まり「この世へいってらっしゃい」で終わる江原氏のメッセージに満ち溢れたショーはなんとも摩訶不思議なエンターテインメントとなっている、が、城ホールでカウントダウンとは…この先どこまで行かれるのだろう? 同時代人として興味が尽きない。

ところで「亥」という字は時を刻む時刻の刻の字とどんなつながりなのだろう? イノシシが刀剣を持って時を切り刻むのだろうか?

大阪城ホール亥

▼ 謹賀新年 ▼

2∞7年元旦

明けましておめでとうございます。本年もどんどん絵を描いて参りたいと思います、どうぞよろしくお願いします。

今日からToday's Terapikaの様式が変わりBLOG仕様になりました。昨年度は話題も画像ネタもたっくさんあったにもかかわらず日日が余りに速くめくれて逝ってしまって、Today'sの更新が追いつかず総て忘却の河へ…となってしまったのが心残りだった、ので。今年からは短くても毎日なにか記憶を残せるようにやってみたいと思います。

「亥」…一巡り前、1994年の今日、僕は年明けに東京への引越しを控え荷造りに明け暮れながらその中、毎年の慣わしで一宮神社へ大祓いの儀式に行きました。そこで宮司が「亥年はものごとが動く年です」とおっしゃったのが印象に残りましたが、まさか大地が大きく動くとは思いませんでした。あれから一巡り… 今年は色色記憶を新しくして、僕自身を動かして行きたいとも思っています。

寿宝船

2006年12月31日大晦日のToday's Terapikaはこちら。