Today's Terapika寺門孝之です。

Back Number 20050930

 
 実は天使の庭会期中も夜にはあれやこれやと絵を描いていて、終了後の28・29日は終日、次の心斎橋=美術画廊ギャルリ・ムスタシュで10月4日からスタートする「テラカド☆オペラ」展のための最終仕上げをせっせと。かなり面白い絵がいくつも仕上がり満足。

 それらは天使の庭メンバーと一緒にけふ午後、赤帽さんの荷台に載ってギャルリへ旅立って行きました〜。

これで関西連続個展のためのお絵描きは全て終了し、安堵。アンド、まだ展覧会以外のためのお絵描きはこれからまだまだあるのですが、ちょっと休息。

 夕方、「桃太郎」展開催中のカロへ。すでにずいぶんたくさんの方々の記帳があり、恐縮。ここで朝日新聞記者=Yさんと打ち合わせとイラストレーション納品。昨日付けの朝日新聞の関西版の夕刊から絵を描かせて頂いています。「ものがたりの浜辺」というコーナーの高橋源一郎さんの小説『老兵』。

 これは日本の戦後60周年をテーマにした様様な作家の短期連載シリーズで、私は隔月で向こう一年間ほど絵を描かせていただくらしいです。第一弾ではマッカーサー元帥を描きました。

 大学生時代、高橋源一郎氏のデビュー作『さようならギャングたち』を文芸誌で読み、なんてカッコイイんだっ!とびっくりして25年くらい、まさか自分が氏の小説に絵を描くことになるなんて〜。荒戸源次郎氏といい、このところそんなことが度重なり、感慨深い。

 さてと、そのあとカロからてくてく歩いて中之島公園の先っちょ、剣先広場へ。もちろん、そこに立っているはずのラフレシアを目指して。開場とほぼ同時にラフレシアに入り、以後、私はすっかり楽市楽座が醸し出すおぢゃらけたドリームタイムの芳香にタマシイがふわふわと遊び出てしまい、ご満悦!

 しかし今回の『肉月』は大傑作だ! 詳しくは公演日程終了してから書くことにするが、とにかく皆さん見逃すと損! 空席は罪! 世界でたったあと3回だけの魔法のような『肉月』! お見逃し無く!!!!!

 2∞5年9月30日、金曜、晴れ、のちラフレシアに雨嵐!

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