２∞５年９月２４日、土曜、晴れ。朝は強い陽射しで暑かったが、会場にいるあいだに様子が変わり帰り道には強い風と涼しい秋の空気。

　今日も既知未知のたくさんの方々と天使の庭でお目にかかった。私が1998年からつづけているお絵描き教室のメンバーたち、1997年から昨年までお絵描きを指導しにいっていた神戸ファッション専門学校での学生たち、 今年から参加させていただいているギャラリーVieの絵話塾の塾生たち、それから来年から関わることになる神戸芸術工科大学の卒業生・・・・・・

　「教える」ということを媒介とした“縁”もずいぶんと広く、層厚くなってきた。絵を教えることなどできないと思っていたのだが、縁とはやはり不思議な計画を抱いている。

　私が絵を教えてもらったのは、「教えない」長沢節先生・・・と想起していたら、びっくり！　大丸のヤマモトさんが「これ読んでみたら」と『美術の窓』という雑誌を開いて渡してくれた。「技法なき技法「セツ流」とは〜長沢節の水彩画」・・・白黒写真の先生がヒマワリのように笑っていた。