Today's Terapika寺門孝之です。

Back Number 20050720

 

 2∞5年7月20日、東京も梅雨明けて、爽やかな夏晴れ、風。

 BBsえんがわへの書き込みや、メールで絵本「桃太郎」の感想、続々と頂いております。ありがたい限りです。

 『かごめドリーム』『天使のカレンダー』をいっしょに生んでくださった盟友=三枝克之氏も、今拠点にされている沖縄から嬉しいお便りをくださいました。許可を得、一部、以下に掲載させていただきます。

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 いやー、何ともパンクな桃太郎ですね! ぶっとんじゃいました。

 自分が関わったのも含めて、この本は寺門さんの出版物で 一番僕の好きな本かもしれません。それに 寺門さんの感性がもっとも生かされた企画だとも思いました。

 芥川龍之介がこんな桃太郎を書いていたのは知りませんでしたが、こんなすごい原作と寺門さんの絵が出会ったのには、天の配を感じます。

 僕の大好きな宮川隆さんのデザインを含めて、いい仕事ですねー。うらやましい、というか、自分が携われなくて悔しいというか・・・。そんな素敵な作品です。印刷も素晴らしい。あの桃色の美しさ!

 それにしても芥川のこの先見性はどういうことでしょう! 今の時代においてもここまで研ぎ澄ましたテキストでこのテーマを描ける人はいないのではないでしょうか。もともと好きな作家ではあったのですが、芥川、読み直そうっと。

 この「桃太郎」、沖縄に住んでいると、特にいろいろ思うことがあります。示唆的なことがいっぱいあります。「日本一」の旗ひとつ見ても、複雑な思いがよぎります。

 この本、沖縄でいっぱい売れてほしい本です。いや、もちろん日本全国で売れてほしいですけど。というか、沖縄にいると、まるで日本の文化的な情報は入らないのですが、すでに日本では大評判なのでは?

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 だと良いのですが・・・。芥川版・絵本「桃太郎」を見ていただいた皆様、さらのどしどしご意見・ご感想お寄せ下さい〜

 ところで、、、今朝、楽市楽座公演『肉月』フライヤー兼ポスター到着。快心の刷り栄え! これを常備し宣伝してくださる方、ポスターを目立つところへ貼って宣伝してくださる方、募集しています! メールでお知らせ下さい。ちなみにサイズは4つ折りでA4変形縦長。開くとポスターとなりA2変形の縦長です。

 映画『ノミ・ソング』鑑賞、クラウス・ノミにやられ、随分と久振りにCDを引っ張り出してきてラアラア鳴らす。懐かしい80年代初頭のモードに思いを馳せるとともに、時代や時間など関係ない、芸能の本質、「劇」の真髄のようなモノも感じた。そのようなモノは何度でも、何回も、現れる。瞬間として、身近な、ここにだって!

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