昨年GWの「闇の妹」展(神戸・ハンター坂=ギャラリー島田)で、micという人と知合った。
彼女の職業はシネマ・スタイリスト。といってもそれは彼女が発明した職業名なのでいまのところ彼女以外にシネマ・スタイリストはいないかもしれない。
TVやラジオや雑誌、新聞、イベント…あらゆるメディアで映画作品の紹介に活躍されている。映画批評家のように大上段に構え作品を論ずるのではなく、また宣伝マンとして集客を煽るのでもなく、日々の生活と映画とのよりよい関係をあの手この手で提案していく不定形スタイルがmicさんのシネマ・スタイリストたる所以だ。
なのでmicさんの活動領域は映画のみならずファッション、カフェ、食事、アート、読書、恋愛、家庭…その他生活のあらゆる局面と映画の間にひろがってゆく。
映画と一口に言っても、国によって、民族によって、時代によって、そして当然作者個人個人、作品一本一本それぞれ、そこに描かれる世界は映画の数だけ多様に広がっている。たくさん色色な映画を観ることはそれだけで想像力の糧になる。「あんな映画もありますよ、こんな映画もありますよ、映画を観る時間を持つことはどんなにあなたを豊かにすることでしょう〜」と、micさんはあの手この手猫の手を駆使して伝えてくれている。
その一方、micさんは女優として舞台に立ったりもされている。
この秋、micさんは自身の企画で一人芝居をカフェでされる。なんでも猫に成り切ってあれやこれやつぶやくそうだ。場所は大阪のコンテンツ・レーベル・カフェ、日程は奇しくも(っていうか計画しまくりだけど)楽市楽座の公演の一週間後の10月2日=土曜の17時〜。(奇しくも(っていうかみっちり計画しましたけど)
その時期、コンテンツ・レーベル・カフェの2Fギャラリーでは僕の映画をテーマとした初めてのシリーズの絵の展覧会“ALPACACINEMADREAMER”が開催中なので、ならばっ、ということで翌10月3日=日曜、15:00〜micさんと僕とでシネマ・トークを奇しくもしようということになり、さらに素敵な風貌のギタリスト=高橋ピエール氏の生演奏も奇しくもその時その場所で…などと盛り上がっています。
奇しくも大勢の皆さんが来てくれると嬉しいです。
僕はその時期大阪でその他に4箇所でも展覧会を開催している予定で、今後、その中秋のゴールデン2ウィークスへ向けて楽市楽座、micさんと連携しながらおおいに盛り上がって行こうと思っています。
詳細は近々ここで発表します。どうぞここへお集まりの皆さんも9月19日〜10月3日の2週間、大阪での色色、ぜひご参集くださいますように、まずはお願い申し上げます(まだちょっと早いですが)。
2∞4年6月27日、日曜、雨のちハレ。午前中は雑誌=オール讀物8月号目次のための絵仕上げ。午後、展覧会のための絵の下地作り。水泳。買い物。など。喉、治ってきた。
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