2∞4年5月5日、水曜、曇りのち爽やかに晴れ。GWは今日で終わり。
先の東京展終了以来、久し振りに絵を描かずに日々を過ごしていましたが、連休中も断続的に小旅行などに出かけ、色色と興味深い場所を訪ねたりしながら絵を描かないままに過ごしてしまいました。
4月30日、蒜山の茅部神社ではたまたま天の岩戸・開運まつりという祭りをしていて、境内の舞台で地元の子供達が太鼓を叩いたりしているのを横目に、神社の奥の岩倉山の中腹にある天の岩戸と呼ばれる大岩を見に行きました。
この辺りは日本の神話に出てくる高天原だと地元では信じられているそうで、近くには鶏声(とりごえ)という地名や、大蛇(おろち)という地名もあるとのこと。
茅部神社の祭神は天照大御神。近くの福田神社も訪ね、ここの祭神はオオナムチ・スサノオ・クシナダヒメ。太古の踊りが残されているとかでぜひいつか観てみたい。
翌5月1日、大山では、一度一昨年に訪ねたことのある大神山神社を再訪。参道脇の金門という、行者たちの修行場だったという賽の河原も再訪。雪の文様まだ残る大山が望め絶景。
翌5月2日、鬼伝説が残る溝口町の鬼ミュージアムを訪れ、鬼についての見聞を深める。このところ鬼についてあれこれと調べつづけているので、たまたまサービスエリアの観光地図で存在を知り旅程に加えることに。屋上には高さ26メートルのブロンズの大牛蟹(オオウシカニ)というこの地方の鬼伝説の主人公の鬼の像が腰掛けていて、それを拝む大牛蟹大明神社が。
翌5月3日は、播磨の福崎にある柳田國男の生家や、七種の滝(なぐさのたき)を観。
4日はちょっと業務にアトリエへ戻り、今日5日は淡路島をまた巡ってきました。
そんな感じで遊びつづけていたので、1日から大阪・心斎橋、美術画廊ギャルリ・ムスタシュで始まっています展覧会“NOWandTHENVol.4〜和音のきらめき”へまだ僕自身行っておりません。GW中早々に来てくださった皆さんありがとうございました。
今回は作品のセレクトからレイアウト全てギャルリにお任せしての展覧会、マダム・ムスタシュの美意識がタイトルどおりきらめく空間になっていると思います。僕も行くのが楽しみです。14日、金曜にはレセプションパーティも開いていただくことになっていますので、ぜひお集まりください!
ところで、楽市楽座の次回公演は9月24〜26日で、大阪・中ノ島公園にまた円形劇場=ラフレシアが立ちます。タイトルが「耳水」になる予定で、「耳」にまつわる物語らしいです。また僕はチラシの絵を描かせていただくことになりました。
そろそろ長山現氏と打ち合わせを…などと思っていると…、amazonで注文していた沢史生著「鬼の大事典」がGW中アトリエへ届いたのですが、それを運んで来てくれたドライバー氏の名札を見ると「耳野」とあり、そろそろ長山氏の世界が僕を呼んでいるようです。今回はどんな濃い世界が観られるのか楽しみです。
楽市楽座のHPはここから。
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