Today's Terapika寺門孝之です。

Back Number 20040427

 

 2∞4年4月27日、火曜、風雨強い大嵐は夕方には収まる。

 昨秋からずううっとなんだか忙しく休むことなく絵を描きつづけてきたのでさすがにちょっと疲れが出て、東京展を終えて神戸に戻ってからは惰眠を貪ったり、美味しいものを食べたり、意味の無い散歩をしたり、喫茶をしたり、映画を観たりなどして久し振りに絵を描かない時間を過ごしています。

 ようやく身体とハートの奥にまた火が燃えて来始めて仕事する気に。映画は「インザカット」と「キルビル2」を観ましたが僕はいただけなかったです。

 24日に神戸の湊川公園に唐組の紅テントが立ったので大喜びで行ってきました。これはもう素晴らしかったです。唐十郎氏の芝居はかれこれ25年も見つづけていることになりますが、いまも大好きです。特に今回の「津波」は全編笑いっぱなしで、同時にぐっと胸の奥に切なく熱いものが込み上げて来て素晴らしかった。

 前夜の大嵐で空が清められていたせいもあるのか、なんとも爽快な紅テントでした。早く次が観たいです!

 さて、そうそう、5月1日から大阪・心斎橋の美術画廊ギャルリ・ムスタシュにて展覧会始まるんでしたっ! 今回は先の東京展とはまったく別内容で、僕のこれまでの長〜い(そうでもないが)画歴の中からテーマに即して「これはっ」という作品をギャルリ・ムスタシュのセレクションで集めたレトロスペクティブな内容です。

 今回のテーマは「和音のきらめき」。「和的」な絵、「ハーモニー」を感じさせる絵、そんな絵が集まるのかな?僕自身も実を言うとどんな展覧会になるのか楽しみな企画です。どうぞ観にいらしてください。

 いつもなら初日がレセプションパーティなのですが、今回はGWも終わってひとここちついた中日、5月14日の夕方からパーティです。その日は僕も会場でお待ちしています。(その他の日は、今回は気まぐれでときどき行きます。)

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