2∞4年3月19日、金曜、素晴らしい好天。
はやる気持ちをぐっとこらえ夕方まであれやこれや業務をし、夕方からいよいよ楽市楽座公演会場=ウィングフィールドへ。「レビューイズム!」+「道化と詩人」!!! あ〜愉しかった! 言いたいこと書きたいことがいっぱいあるのですが、まだ今日は初日。これからご覧になる方のためにレヴュは終演まで我慢します。行こうか行こまいかと迷っている方は、行って観た方が良いと思うけどね!
しかし、劇、というのは本当に凄いなあ! 今までこんなに僕のココロを惹きつけ物語りの中へ連れ回していた存在が、ある瞬間をもって「ありがとうございました」とぺこりと頭を下げてしまう、つまり今まで演じてたんだと告白してしまう。
これって「白い巨塔」の最終回のラストで死んだ財前五郎が起きて瞬間的に唐沢寿明として挨拶するっていうことで、それがあるのとないのとでは、物語に引き込まれたココロのする体験は大いに違うはず。
「物語」とか「夢」とかを考える上で目の前で起こる「劇」のもつこの特性は(ナニカ)だと思う。「絵」が成り立つのも実は同じ(ナニカ)のはたらきかもしれない。この(ナニカ)を長山さんは自在に操る術を会得していると思う。羨ましい限りだ。
もう一度、楽日に観肉予定。(うまく言えないが、この芝居には「肉」を感じた、なんだろう)帰りしに吉野屋に急に行きたくなり初めて豚丼を食す。僕が生まれて初めて吉野屋の牛丼を食べたのは、今から25年前の長山さんの芝居のテントの中でだったなあ…)
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