２∞４年２月４日、水曜、ハレ。

　朝起きて朝刊をめくると昨夕の神戸・長田神社での節分で松明を振り回して踊る鬼達の写真があり、ああ見たかったと嘆息。祭りは終わってから気付いて来年こそと決意するもまた見逃すことが多くて残念だ。見たい祭りスケジュール・リストを作ってＨＰのコンテンツにしとこうかしらん、自分用に。

　昼食、画材の仕入れ、各種代金の振込み、喫茶以外は終日アトリエでお絵描き。

　今日はまた寒くなって雪も舞った。けれど日の光はずいぶんと強まって頼もしい。

　アトリエで小品を描くときに使う部屋は絵を描くテーブルの向こうが西向きの窓で、今ちょうど沈む前の金色の夕日が額の真正面に来る。

　今日、その窓のレースのカーテン越しに小さな光の玉が６〜８つくらい縦２〜３列に並んで見え、なんだ？なんだ？とカーテンをめくり目を凝らすと眩しくて光が網膜に焼きつき絵をみても目をとじても光の粒粒が緑に光って難儀する。

　日が落ちてからもいちど見てみると丁度正面の遠くにアンテナ状の金属の物がありその枝の各先端に光が反射し、さらにレースのカーテンで散乱してモアレ状になって見えていたのかなと想像する。きれいな神秘的な光りだった。