2∞4年1月7日、水曜、晴れ。元旦には半分だった月も、大きな満満月に育ってしまい、新年も日日着々と時は過ぎて行きます、当たり前ですが。
元旦に更新したきりご無沙汰してしまいました。旅に出ていたわけでも病に伏せっていたわけでもなく、早々から〆切を気にして絵を描いていたのでした。
今年の描き初めは松山バレエ団のための「ドン・キホーテ」とファンケルのPR誌「エスポワール」のための桜をいっぱいに抱えた天使像でした。
この2点は描き終えて今は、15日〜ギャラリーハウスMAYAで開催される歌舞伎の絵の展覧会のために久し振りの歌舞伎絵を描いているのと、4月の伊勢丹展のイメージを掴むために新しい天使像を探りつつ描いているのと、その他にも脳内ではいくつもの絵のシリーズが同時進行でひしめきあっていて、正月早々かなりの多忙。友在遠方来、呑亦呑、なんてこともあったりで活発な年明けでした。
昨日から一泊で家族と有馬温泉。岩風呂の金泉に浸かると僕はいつも生まれ変わるような気がして良いのです。
今朝は帰りがけ六甲山に立ち寄り、かねてから行きたかった石宝殿=白山神社というスポットに参ることがかない喜。小さな拝所があるだけの場所でしたが清清とした良い気分のする場所でした。山之大神と、蛤稲荷、という神様も祀られていましたがハマグリイナリとはいったいどんな存在なのでしょう? 初めて見る名で、よくわかりませんでした。
そうそう、僕の初夢ですが、2日の夢は忘却、1日朝の夢は憶えています。以下夢の内容。
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僕は空を飛んでいる。見えない座席に腰掛けるようなポーズで、見えないペダルをこぐように左右の脚を交互に押し出している。深緑のヒマラヤスギのような常緑樹の森の上空をそんなふうに飛んでいる。
空を飛ぶコツは、目的地を明確にイメージすることだという。目的地の画像をイメージできれば自ずと気流の道が出来てそれに乗りさえすれば大した苦労もなく飛ぶことが出来る。
ふうん、そんなものか、と思いながら僕は、交互に押し出す脚を、右右、左左と2回ずつこぐとどうなるかな?と思ってやってみると、身体がふらふら揺れて危なかったのでまた一回ずつ交互にこぐようにした。
〜〜〜4日の朝に見た夢は〜〜〜
僕はある塾かなにかの生徒で、合宿に参加することになるのだが、生徒には皆、ライフル銃が配られ、どうやら戦地に行かされるらしいことがわかる。
でもだれもそれを拒絶もせず、ただ、いやだなあ、でもしかたないと覚悟を決めている。向かう列車の中で遂に銃弾が供給される。ああ、ほんとうに戦争に行くのだ、とココロを決める。
〜〜〜もうひとつ〜〜〜
僕が育った滝の茶屋の馴染みの地区を久し振りに散歩していると、工場跡とか大きな寂れた寺院とか色々面白そうな建物が集まっている地区に出た。ああこんなところに案外面白い場所が残っていたのだな、この辺で「闇の妹」展を開ける建物もあるかもしれない、と思いながら散歩をつづけた。
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そんな年明けです。どうぞことしも絵とてらぴかのえんがわ、宜しくお願いいたします!
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