2003年7月7日の夕方の北西の空に氷山のような白銀色に光る雲の絶壁が現われ、そこに割れたガラスのナイフのような破片が突き刺さっていて、いかにも町田さんが現われそうな空模様にほくそえみながらチキンジョージへ。
町田さんのミラクルヤングは僕は初見。黒黒と底光りするような歌姿は圧巻。「俺達、永久に幸せに生きてくぜ、ドナドナドナドナドナ・・・・」という歌で僕の腹の底から笑みが湧いてきた。
目の前ではエネルギーの火柱がココロに刺さってしまった若男たちが透明な目をしてぐるぐる踊り廻っている。ステージに躍り上がってスタッフに突き落とされる輩も。みんな町田さんにくらくら。
翌日聞くところによると、その頃チキンの外では急な豪雨と雷が。そして町田さんのライヴの終演とともにぴたりと雷雨もストップしたとのこと。なんとホーリーな七夕の夜。
この日は3バンドのブッキングで、最初に登場したTheピーズというバンド、僕は不勉強で知らなかったがとてもステキで、「グライダー」という曲がストンと僕のココロに嵌って以後離れない。ステキな歌。
翌8日は朝はファッション専門ガッコのセンセ。
その後、町田夫妻とランチそして団欒。夜は今期てらこや最終回。今期も結果的にはおおいに熱く(暑く)盛り上がったてらこやでした。みんな、少し、前進。
終了後打ち上げ。ほとんど絵の話にもならずバカ話に大笑い。
翌9日は朝から妻に車に乗せてもらってでっさんさろん時のポートフォリオの材料の段ボール紙を買いに紙切り工場へ。昼食後アトリエで仕事仕事仕事。
後、大阪へ出て楽市楽座=長山現氏と次回の打ち合わせ。長山さんをデッサンさせてもらう。なんとも不思議ないい顔だ。でも役のエンドンが重なって見えちょっと怖い。次回作もおおいに期待。
後、ギャルリムスタシュへ回り打ち合わせ。9月に個展。
帰宅夕食、後、アトリエへ。仕事仕事仕事。
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