Today's Terapika寺門孝之です。

Back Number 20030530

 

 連続ドラマで主役はキムタク。東京か近郊のとある商店街が舞台。キムタクはそのあたりの若者のリーダー的な存在。閉業寸前のふるびた居酒屋(キムタクの家)に若者達は集まっては夢を語り合っている。

 居酒屋を閉業するならここを全面的に自分達で改装して新しいカタチの店に出来ないか、そうだ、おまえは料理が得意だからメニュー考えて、おまえはインテリアデザイナー志望だから内装考えて、などと話が盛り上がり、みんなは熱く行動し始める。

 料理の得意なある者を中心にそこをカフェにすることになる。ある者は自分の描いた絵をそこで発表したり看板描いたり、洋服のデザイナー志望のある者はそこのユニフォームを作り、歌の好きなある者はそこでライヴをやり・・・そんなカフェを目指して彼等彼女等は日々奮闘する。

 が、現実の壁は超ハードで、彼等の夢はなかなかはかどらない。

 ある日、ふらりと現われた地味目な女の子が仲間達に加わり、みんなの仕事を手助けしはじめる。彼女は控えめなのだが、思いつくことがふるっていて、また実務能力がすこぶる高く、次々と仲間達の夢が現実に向かい始める。

 彼女は「小鳥」と呼ばれている。そんな中で、キムタクを慕っている弟分肌の気のいい奴がいて、(彼は毎週髪型が変わって、ドレッドだったり、ベッカムだったり、アフロだったり、毎回店に登場するたびに「まじかよ!」とか「しんじられねえ」とかキムタクやみんなに言われるそんな役)、彼はその地味目な彼女にココロ惹かれるが、キムタクも小鳥のことが好きなんだと思って、控えめにしている。

 いよいよ、カフェがオープンする日取りまで決まって、みんなはその店の店長を小鳥にやってもらうことにする。が、小鳥は黙ってしまい、しばらく考えたあとで「ありがとうみんな、・・・でもあたしはお店が開くまではここにいられないんです」「え〜っ!?なんでよ、だめだよいなくちゃ」と口々に仲間達。

 「ごめんなさい、あたし、ほんとはね、もうあんまり生きられないんだ、あと半月かもしれないし、もっと短いかも、ずっと入院させられてたの逃げ出してここに来たの。でね、どうしても行きたい場所があって、まだ間に合うと思うから、店の準備が終わったら旅に出ます」と小鳥。みんなガ〜ン!そしてシ〜ン・・・。

 それは小鳥が生まれた北海道の最果ての村で3歳に出て以降一度も行った事のない場所だという。流氷が見える場所だという。じゃあ、みんなで行こうそこへ、小鳥病気なんじゃ一人では行かせらんねえ、と口々にみんな。

 「ごめんなさい、そこへは、どうしてもあたしひとりでいかなくちゃならない、そんな気がして・・・」いよいよ、小鳥が去る日が来る。ロナウド刈りの弟分肌の彼がキムタクに「どうするんすか、行かなくちゃだめすよ」とか言って。

 キムタクついに小鳥を追う。雪の中で再会する二人。おいおいそんな吹雪の中で抱き合って突っ立てたら小鳥死んじゃうよ、とおもわず突っ込みたくなるラストシーン。。。。

 以上、5月25日の早朝に見た夢でした。寝室を換えてからどうも夢見がベタで長い。

 現在、5月30日が終わり、台風接近に伴って、ひゅうひゅう、風の音。

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