展覧会でお会いしたことのある方から夢の報告メールをいただきました。
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私は、フランスで学校に通っていたことがあり、そのため、フランス人の他に中東の友達もいます。中東の友達で、イラク出身の友達もいます。イラク攻撃が始まる前夜、その友達の夢をみました。
中東っぽい、砂漠のような土地で、他の友達も含め「エリス・レジ−ナ」のライブを楽しんでるのです。エリスがこの世にいること自体夢ですね。
エリスは「ZAZUEIRA」を歌ってて、皆は両手を挙げて「ザズエイラー」の大合唱で、とても楽しく幸せだったはずなのに、目を覚ますとなんとも言えない、刹那感でした。
彼はエリスが大好きで、以前私の弟が、エリスのバックバンドメンバーだった人のパートナーに世話になっていましたので、一緒にそこのお宅に行っては、エリスのヴィデオを観たりしていました。エリスのヴィデオを観る彼の目はとても輝いていて、幸せそうでした。
今、イラク攻撃が始まり、彼の目には何が映り、何を思っているのでしょうか?
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このメールをいただいて来、アトリエではずっとエリス・レジーナの歌声が響いています。なんて素晴らしい、声の色、色彩。強い光は濃い影を伴って。そう、今いちばん聴きたい声、だったということを知りました。
アントニオ・カルロス・ジョビンとのデュエットの「三月の水」、今回入手したCDが日本盤なので歌詞の訳がついていて、初めてこの歌の詩を知って、背筋にサア―っとキラキラした寒気が走りました。引用したいですがそれはひかえて、もしも興味ある方ぜひ、歌詞をよみながらエリスの声を聞いてみてください。
STさんの夢通信に感謝します。この歌のような世界こそが、世界にひろまりますように。
2003年3月30日日曜晴れ。終日アトリエで作業。
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