2003年2月22日22時22分22秒。雨は上がった模様です。
今日は午後2時〜十三の長山現氏宅へお邪魔し、楽市楽座の次回公演の宣伝チラシ(やっぱりチラシだよなフライヤーでなく)表面の絵のために、長山現氏、佐野キリコさんに芝居の扮装をお願いし写真取材。
事前に僕に「ゑ」は降りて来ていたのだが、目の前で化粧、衣装を着けていきながらまさにその「ゑ」の登場人物に速やかに変身していってくれるふたりの役者
に感動と戦慄を覚える。
僕に浮かんだ「ゑ」、実は長山さんの芝居が既に蠢き出していてそれに僕が巻き込まれてるという証拠、かも。芝居を書いたり演出したりする人って、無意識に人を動かす力があると思う。
昨日21日は、EST1の「ゑ」のためにやはりモデルをお願いしたNF嬢にアトリエに来てもらい、デッサン&写真取材。
NF嬢は、思い返せば僕が家族以外でモデルをしてもらって描こうと思いたってお願いした第1号モデル。最初の作品「ラビリンス」以降何度もお願いしてきたキゴコロの知れたモデルなので作業はきわめてスムーズ。
今回は「狼」役。
EST1の「ゑ」の中に今のところ12のキャラクターが登場する予定で、各キャラクターを別々の12人のモデルを立てて描こう、という無謀な企て。けれど取材もほぼ完了し、あとはひたすらにカンバスに「ゑ」を実現するのみ。
以前は、ただ浮かんだ絵をそのまま紙に放出していただけでかかる時間も短かったのに、今はこんなある意味まわりくどいことをしているので、絵が仕上がるまでに時間がかかって仕方ない。
けれど、ココロがそうしろと命ずるのに従って、今は浮かんだ絵をもう一度現実の人に置き換えて構築しなおす、のがマイブーム。
こつこつ、こつこつ…。
|