2003年2月5日、水曜、晴れ。
整体、散髪などを済まし、午後はアトリエで作業、及び、「絵降ろし」。怒涛のように絵が降りてくるのでメモ・メモ・メモ…。
アルティアムから先の“Colored Dream”展の感想ノートが送られてきて、ぢっくりと読む。絵を見ていただいた皆様からの熱いメッセージの数々に励まされる。「闇の妹」人気に背中押される。
あまたのメッセージの中で特に印象深かったのから抜粋します。
〜〜〜幸せな気分にさせてくれる絵もあれば、どこまでもおちこんでしまう、しょうげきをあたえてくれる絵もあります。これからも、幸せな気分にもさせてくれる絵も良いですが、ふゆかいな気持ちにもさせてくれる絵も見たいです。〜〜〜
というのや、また別の方からは
〜〜〜「この世のおまけ」の前で涙がとまらなく出たのですが、なぜだかわかりません。どうしてなんでしょうか?とても後味がよくありませんでした。すばらしい絵たちとの出会いをありがとうございました。〜〜〜
さらにその方から
〜〜〜上を書いて2日後にまた来ています。暖かさと冷たさを感じています。〜(中略)〜この次は、いつ寺門さんの絵と再会できるかわかりませんが、楽しみにしていますね。幸福と闇とは裏腹であり一体であるのでしょうか?また展示会に来ようと思います。〜〜〜
このように、ふゆかいだったり、後味が悪かったりしながらも、僕の絵を見つづけてくださるという方々の感覚の鋭さ、度量の深さに、ぐっと勇気づけられました。福岡展を出来たことに今さらながら感謝しています。相矛盾する感情・感覚をない交ぜに、そう絵にするしか表せないココロ、タマシイのうごめき、のような絵を目指して生きたいと改めてココロ深くに誓う思いです。
たくさんのご感想ありがとうございました。
寺門孝之
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