2002年12月9日、月曜、まだら空。かなり危険な感じの光の具合。寒。東京には雪が?
朝から晩まで延々まだ働きつづけている。ひとつ仕事を終えるとまた仕事がある。それを終えるとまた仕事がある。仕事が終わらない夢を見ているのかと思う。
冷静に考えると、明後日には東京へ行かなくちゃならないので焦る気持ちによって平常心を失い無駄な動きが多いのかもしれないなこれは。仕事が多過ぎるといいながらすごく丁寧にお茶を淹れたりしているし。探している書類だけが出てこないし。
それでも絵の調子だけはなんかよくって、案外こういう精神状態のときに名作が描けたりして…と期待。ほとんど描いてるその瞬間にしか考えていない。失敗しない。無駄がない。ううむこの状態を雑用の過剰なしにキープできたらよいのだが。
夕刻、PIGAに無事絵が到着したとの知らせ。終わらない仕事に見切りをつけ、帰宅途上、見上げると、わっ、星空。地上にはクリスマスの電飾。
入浴後、肌が乾燥しやすい僕はなんかいい香りのするクリームみたいのをいつもカラダに塗るのですが、気付いたら歯磨き粉を塗ってました。こういう状態をキープしつつ絵を描きたい。
寺門孝之
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