Today's Terapika寺門孝之です。

Back Number 20021201

 

 2002年12月1日、日曜、朝。曇。やや温。

 昨夜はとうとうここの更新さぼっちゃいました。夕食後、気付いたら就寝していました。おかげで長々と夢を。色んなことが長々とあったのですが、その中で特に印象的だったのは…

 …あるライヴカフェのようなところに知人に誘われて行く。ライヴが始まる前にトイレへ行く。トイレへつづく通路に、色色なフライヤーとか自主制作レコードなどが置かれているコーナーがある。その中に、生前のどんと(ボガンボスだった)氏が書いて自主制作していたという漫画の冊子があり、手に取ってみる。

 詩集のような無地の白い表紙の上品な小冊子。開くとものすごく緻密な線描でストーリーが展開しており、一気にその世界へ引き込まれる。沖縄の海の底に巨大な規模の遺跡が沈んでいて(これは周知の事実)、ダイバー数人がそれに遭遇する。それがアジア的な遺跡ではなく、ローマの神殿のような感じで、ライオンの彫像がたくさんあり、大理石めいた白い円柱が並列している。「竜宮」とはここだったのか、とダイバーたちはその神殿の奥へ奥へと入って行く。すると海中のはずなのに、大きなヘリコプターが何機も編隊を組んでダイバーたちを追ってくる。アメリカ軍らしい。竜宮の問題は遠い過去のことではなく、今も重大な軍事的な問題なんだな。

 そんなことを思い、そうか、どんとが沖縄に移住し、ハワイで亡くなったのもそんな背景があったのか、と深く納得し、ぜひその本(2巻まである)を入手したいと思ったが、非売だった。残念…。

 …その前後も色色脈絡がありそでなさそな夢がつづいていました。

 一昨日は、色校正多数。昨日は33枚描かなくっちゃならなかった雑誌の仕事を終え、ちょっとほっとしました。まだ幾つか片付けなくちゃならない仕事がありますが、ようやく展覧会の方に気持ちを向けられそうです。

 えっ! もう12月っ?! が〜ん! ま、着々と展覧会に出す絵も進めていたので大丈夫大丈夫、とココロを鎮めつつ。今日も終日作業予定みっちり。

 寺門孝之

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