2002年11月25日、月曜、しとしとと夕方まで雨は止まず。
午前中接骨院。後、妻子と昼食。後、画材店。
その下の古書店物色中、旧友のF君とばったり。スタバで雑談。2〜3日前の夢にちょうどF君が登場したばかりで、確認したいこともあり連絡しようと思ってた矢先の偶然(だとか必然だとか)。
後、画材店、文具店、切手店に立ち寄り所用。切手若干入手。
アトリエに戻り作業。つだくん切手プレゼントしにやってきてくれる。闇妹シリーズに使う切手を僕が収集中のため。
そうそう、展覧会中に受ける質問、最近は闇妹シリーズにどうして切手を貼るのか、そのわけは?と訊かれることが多いので、ここで若干説明を。
例によって、あらかじめ深く考えてしてることではないのですが、ふっと思いつきで闇妹シリーズに切手を貼っています。切手の形状をかねてより好ましく思っていて、コンピューターでの作品制作をしていた頃はさかんに切手をモティフにしていました。画面の片隅に切手特有のギザの縁取りをつけた小さな画像を組み入れると、きゅっと画面がしまり、なんともいえない詩情が得られるような気がして。
それはやはり切手が通信のために用いられるものだからでしょうか? 絵がだれかになにかを伝えようとしているような、切ない感じが出てくるような気がします。
それと、闇妹シリーズでは背景が闇黒なため、切手が小さな窓みたいになって、そこをクリックすると別のサイトへ飛んでいけるような、夢の連続性、ジャンプ力みたいなものも絵に装填できるような感じがするのです。ヒロイン闇の妹の「記憶」のような感じもします。
なので、どんな切手を貼るかがけっこうポイントで、描く場面に沿って色色な切手が必要です。もし不要の切手がいっぱい余ってるという方、ひとことお声かけてください念! 今は生物関係、収集中です。鳥、魚、蝶、虫、動物、植物・・・。
大画面にキラキラと切手の記憶が散らばるイメージ。あ〜どんどん絵が浮かんでくる〜〜〜。
そうそう、福岡展のDMポスター、刷り上ってきました。かっこよろし。博多天神界隈の方、おたのしみに!
寺門孝之
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