2002年11月15日、金曜かもう。晴れ。
午前中、接骨院。寒くなると腰が心配。
今、小説誌の仕事で、乗り捨てられ置き去りにされた自転車の山、っていう光景を絵に描かなくてはならなくなり、いやあ、こういうのってかなり不得意分野…とアタマを悩めていたのですが、接骨院での治療中にふと光が。
以前、院の先生が休日に自宅のマンションにたまりにたまった自転車群の撤去作業をして大変だったと話しておられたのを思い出したのです。果たしてその自転車たちは今どうなってるんだろう?と訊ねてみれば、地下のゴミ収集場所に山積みにされているとおっしゃるではないですか!
僕は事情を説明し、ぜひそこを取材したいと申し出たところ、すぐに、先生のお父上が車でそこへ連れてって下さることに。
で、アトリエでカメラをピックアップしたのち、その現場へ行ってみると、おお!まさに理想的なありさま。ボロボロになった自転車やオートバイが何重にも積み重ねられ、きわめて荒んだ光景が目の前に繰り広げられているではないか! 僕は夢中でシャッターを切り、あげくの果てには父上様にモデルをお願いして、パシャッ、パシャッ。
おかげで、なまなましい光景が描けそうです。成果が誌面を飾ることができたらまたお知らせします。
さて、先日、ここで紹介しました山の手事情社関連イベントの詳細が“おしらせ”にセットされました。興味のあるかたは、どうぞ。
盟友画家=木村タカヒロ君が毎日ホームページ更新すると宣言し、がんばっているものですから、つられて僕も、毎日書いてます。お互いいつまでつづくかな?
ではまた。
寺門孝之
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