２００２年２月２６日、火曜です。薄く日が差しつつ、黄砂、舞い、水飛沫も落ちてくる。

　ここの更新もサボり癖がついてまたまたご無沙汰で恐縮。恐ろしくて縮みあがっています。まずは肩馴らしに今日のここまでの行動の記録から。

　午前中、神戸ファッション専門学校のセンセ。イキナリ今日が今期最終授業であることが授業終了時点で判明し、かわいい学生たちとの突然の別れに号泣する（嘘）。

　妻子と落ち合い、妻の大親友の夫にあたる版画家＝安藤真司さんの個展会場へ。物凄く精妙に描き込まれた昆虫や植物をモティフとした銅版画を堪能する。一昨年の暑い夏、葉山のアトリエにお邪魔したときに制作中だった作品もあって親近感を感じる。

　作家は神戸に向かっているはずとのことだったが会えず、昼食。

　後、妻子とわかれ、元町・大丸ミュージアムで桜の絵の展覧会観る。最終日のせいか満員。奥村土牛、セツ的なタッチで面白い。今１００号でサクラ（「闇妹」シリーズです）描く準備してるので色色と参考にする。アトリエに向かう道すがら突如おもしろいアイディア浮かび、トリトンカフェに立ち寄りすかさずメモ。ほんとうに面白いだろうか？

　アトリエに戻り、下地塗り、合間に雑務、忘れていた仕事急務、などをこなしつつ、さらにその合間にクリスマス展の芳名帖からコンピュータに宛名入力入力入力。下地乾いたらすかさずさらに塗る、そんな作業をしつつ突如アタマに浮かぶ愉しそうなコトを反芻してにやにやしたり、また急遽思い出される心配なことを点検してさらに心配したりする。

　今頃、木村タカヒロ君はニューヨークシティ？

　さ、肩馴らしはこの辺までにして、ぢゃ、また念！

　from 寺門孝之