2001年6月10日、武藤の日。
BBS“えんがわ”の方で映画『東京マリーゴールド』についての書き込みがあり、実は僕も、音楽が周防義和さんなので見に行ったんですが、これが音楽のみならず映画自体かなり良かったのですぐに周防さんに感想メールを送ったのでした。
で、today'sはそのメールを採録しちゃいます。
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<周防さんこんにちは! 先日、神戸では終わってしまうのであわてて観て来ました。『東京マリーゴールド』! 良かったです。
正直言って市川監督、「つぐみ」しか見ておらずあまり好きなタイプぢゃないと思って期待していなかったのですが、なっかなかおもしろかったです。大人の映画だなあって感じました。
父の不在、ってのが裏テーマでしょうか? 不在の父の視線で撮った映画って感じです。また、不在の父=叔父さん(寺尾聡)という距離感でしょうか?
全く注目していなかった田中麗奈、周防さんおっしゃるとおり、すごいです。びっくりしました。蛍、笑いました。
そして、やはり、周防さんの音楽が映画全体のトーンをとてもよく作っていると思いました。テーマ曲、すごく良いです。いきなりテーマで始まってぐんぐんひっぱってくれたので、ちゃんと映画に入っていけました。
個人的には、サンフランシスコの彼女のことに思いを馳せるあたりで流れる周防さんお得意の僕の好きなスライドギターっぽいサウンドの曲がとても好きでした。
また、映画的にも上手い使い方だなあと思いました。ああゆう音楽使い方があるのか、って。
以上、感想でした〜。ますます夏の録音がたのしみです。>
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ということで、日曜日ですが、けふも朝からアトリエで最後のあがき、あがあがと。
from terapika
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