Today's Terapika寺門孝之です。

Back Number 20010522

 

 2001年5月22日、火曜、小雨、風で飛び散るような。

 朝は神戸ファッション専門ガッコでセンセ。その足で整体。後、アトリエでこつこつ仕事。整体のセンセのお陰様で、少しずつ腰もしっかりはしてきて、まだムリは効かないけれど、日常のあれやこれやは自然にこなせるようには成ってきました。ありがたや。

 昨日、その整体マッサージ場で整体マッサージを受けていると、突然腰が痛くなったという若い女の子がやってきて、彼女は普段から肩こりがひどくてその整体マッサージに通ってる常連さんだそうですが、絵を描くのが大好きで、僕の絵を知ってくれていました。

 で、センセの紹介で僕達は叫びながらも、しばし、会話。その人、日曜日に一日中、床にあぐらをかいて絵を描きつづけてたら、翌日急に腰がいたくなって慌ててセンセのとこに駆け込んできたっていうわけ。

 話してるうちに、「寺門さんもあぐらかいて描くんですよねえ」って言うから、「そうだけど、なんで知ってるの?」って訊いたら、アクリル絵の具の使い方の本に僕が載っていて、そこで僕の制作中の写真とか出てて、それを見たと。

 ふむふむふうむ、ということは、もしかすると僕がその本で「いやあ、あぐらで描くのがいちばん便利なんすよねえ、絵の具垂れないし、道具取り易いし」なんか言ってるのを読んで、あぐらで描くようになったのかしらん。

 ふうむ、確かにあぐらで絵は描き易い、が、が、10年つづけるとぎっくり腰、みたい。あぐらで描いてる皆さん、すみませんでした。腰、気をつけましょう!!! 

 あ、それと、麗子面堂「二人のピアノ」やえんがわへの書き込みでもおなじみのyoyoさんから、展覧会のお知らせが届いています。神田神保町というか淡路町。ぜひみなさん行って見てきてください!

 yoyoさんこと芳野ちゃんは、セツの後輩で、僕が1994年に原宿ラフォーレでやった「かごめドリーム」展のスタッフとして手伝ってくれて以来のなかよしさんで、前世が「大木」だというナイスな女の子。震災後の荒れ果てたメリケンパークを散歩したり、布引の風の丘で昼寝したり、パリーでクレープ食べたりしたっけ。

 絵、もがんばってて、独特な深く静かな世界、醸し始めてます。先のチョイスでもいいとこまで行ったんだけれど。

 ということで、よろしく念。

 from terapika

toptop
contentscontents