2001年5月21日、月曜、白晴れ。
急に話しは4月の東京展に戻りますが、忘れないうちに。
「2001年宇宙の感じ」展、ひとつの特徴として明かだったのは、子供のお客さんの多さでした。もちろん、子供がひとりで、あるいは何人もが連れ立って子供どうしで「やあてらぴかさん、おひさし」なんつって来るわけぢゃあないけれど、赤ちゃんから小学生くらいまでの子供を連れだってきてくれたお客さんが目立って多かったです。ときどき狭い画廊内がまるでキンダーガーデンのようになることもしばしばおふん。
ひとつにはまあ、僕と同年代の友人・知人たちが連れ出せる年令の子供を持つ時期になってきてる、そのためと、もうひとつは、前回の伊勢丹展が「子供」をメインモティフにした展覧会で、またちょうど向かいの伊勢丹美術館で世界の絵本の原画展を開催していて、その流れでたくさんの子供連れママさんズが僕の絵の方にまわってくれたことが影響してると思います。
中には、すっかり僕の絵にはまり、すっかりDEEPな「ふあん」になってくれてる子供もいて、何度も画廊へ(ママをひっぱって)やってきて、僕に専門的な質問をしたり、他のお客さんに「これはアブラ、これもアブラ、こっちのはアクリルなんだよ」とか「今回はイルカの絵が少ないんだよねえ」なんかいってくれる頼もしい幼児もいたりして。
で、絵を観てるとや〜っぱり自分でも描きたくなっちゃうのが素直な子供の人情ってもの。芳名帳だのコピー用紙だのでたちまちお絵かき大会が。子供たちの「描くココロ」、大好きです。
from terapika
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