Today's Terapika寺門孝之です。

Back Number 20010221

 

 2001年2月21日、水曜、小雨〜曇り〜小雨。でも早朝は晴れてたので朝走オオケイ。今日はホロホロチョウがたくさん、うぇっうぇっうぇっと叫びながら興奮して柵の桟に上っていったりきたりしてました。

 昨日も書きましたが、昨日で今期てらこや終了。今期は、水彩が大充実でした。絵が本当に好きな人が集まっていたせいか、がしっと絵の構図になってる人もちらほら。みんなの絵を見ながら、、ふうむ、さて「構図」ってなんだろう?とふと考え込んでしまいました。

 絵でも写真でも「構図」っていうコトバを使います。どちらも普通、矩形の中に図柄が入っているわけで、四角の中の色やカタチの配置を「構図」っていうのだと思うのですが、構図の良し悪しって感覚的にはわかるけれども、ノウハウというか定理っていうか、はっきりとは伝え難い。

 でもなんとなく、構図が決まってる絵もあれば、甘い絵もある。そして同じ矩形で切り取られていても、写真と絵ではやっぱり良い構図の在り様が違う気がする。

 写真はまさにトリミングっていうか、矩形に切り取るその切り取りが大事に思うけれど、絵ではあまり切り取られてる感じだと収まりが悪い。切り取りつつ、その周囲のものを入れ込む、詰め込んだくらいのおおらかさがあった方が絵って感じになるような気がする。

 けれど、そういうときに僕が思ってる絵って、なんとなく近代西洋絵画を念頭に置いて言ってるんだろうか? 日本画なども入ってるんだろうか? 西洋でも近代以前の様々な絵は入ってるんだろうか? はっきりいって、わからない。

 でも、てらこやのみんなの一枚一枚の同じ四角の画用紙に盛られた水彩絵の具の色とカタチを見詰めると、収まりがよく感じたり、すこし甘く感じたり、落着かなかったり、ほのぼのしたり、苦しかったり、新しかったり・・・一枚一枚それぞれにあれやこれや。構図とは? う〜む・・・。

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