2000年12月13日、水曜、晴れ。
さてと。きょうまでにデッサンサロンにてデッサンさせていただいた方、33名。4ヶ月の赤ちゃんから、おばさま、男女混ぜ合わせての33人。赤ちゃんを描いてっていうお母さんが、わりと目立って多いです。
それから、今日は結婚記念のカップル、描きました。来年成人式っていう好青年、描きました。
先日は、お母様とお嬢様がいらして、てっきりお嬢様の方だと思いきや、すいませ〜ん実は私なんですう、とお母様。誕生日の記念にお嬢様がプレゼントっていう親孝行シチュエーション。で、誕生日はいつかとお尋ねすると、なんと来年3月。遠いやん。
「描いてもらったもんにしか、この快感はわかれへんで。病み付きになりそう」とお母様おっしゃってます。
それから今日のラストは、大きな楽器を抱えた大道芸人のようなご夫婦。夫はアイルランドのなんとかゆう貴重なギターのような楽器。妻はホワイトメタリックなアコーディオン。で、お一人ずつデッサンしたのですが、楽器、しんどい〜むづかしい〜。でも快感の悲鳴。おかげでみごと、満足デッサン成りました。
皆さんのデッサンにかける意気込みに、巻き込まれて、僕からするすると、線が生えていくような感じです。皆さん、さっそくに、額装をしに、額縁やさんへいってくれたり、様々な事後報告もメールにて頂いております。
こうして、それぞれの方の日常生活に「絵」という非日常なアイテムが滲入し、病み付きになって、なにかコトあるゴトに、記念に一枚デッサン描いてもらおか、な〜んてことになっていくと、この世も愉しいことよなあ。「絵」がどんどん日々の暮らしの中に、入っていきますように。と祈りつつ、まだまだ始まったばかりなのに、膨大な予約数に呆然としつつ、クリスマス当日まで、僕は、デッサン・オン・デッサン!
from terapika
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