2000年12月11日、月曜。
わ、わわ、われる〜ように頭が頭痛する〜、と帰り道、後頭部をかかえかかえ、ふと気配を感じ前方を振り仰ぎ見れば真白にぞ、度迫力の満満月がらんらんと照っていて、が〜ん、ご〜ん、ああ、この度満月が銅鑼のように鳴り響いていたのか、仕方なしと納得。
宅へ帰り着いても頭痛は止まず、銅鑼は今も天頂で打ち鳴らされつづけてる。
僕は満月に弱くって、いつも頭痛とかいらいらとか、しちゃいます。身体中に剛毛も生えて来るし、伝書鳩とか咥えちゃうし、困っちゃう…。
けふの北野坂は静かで、サロンもお客少なかったす。あの白い空間ひとりじめの贅沢! ガラスの外には色鳥々の落葉がカラッカゼに舞い飛んで、並木はざわざわと揺すられて、世界は銀色と金色の中間くらい。お客いなくても、自分の絵と、場所の光に包まれて快適快適…。
が〜ん! あ、また満月の銅鑼が鳴る〜痛い痛い…。
from terapika
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