2000年11月17日、金曜、い〜いなの日。朝小雨その後雨は上がって曇り。
今日は朝、『クレイドル・ウィル・ロック』。
ううん、別にイヤな映画ぢゃないんだけど、センス無いかも。あの題材ならもっと面白い映画つくれるのに。役者たちがもひとつで、結局、『マルコヴィッチ』のジョン・キューザックが演じたネルソン・ロックフェラーだけがリアリティあって。オーソン・ウェルズをああ演じちゃだめでしょ。ディエゴ・リベラはあんな小人物ぢゃないでしょ。フリーダ・カーロはもっと気品があるでしょ。
結局、実在の偉大な芸術家を演じるには、俳優自体のオオラ、が問われるのであって、顔が似てるからってキャスティングしても無理でしょ。そういうキャスティングだけでもセンスが無いと思った。
三池監督の『漂流街』のキャスティングなんて、凄いよう。主役なんて、渋谷駅前でスカウトよう。で、ばっちり。センス、と、引き寄せる力。血から。
午後は、ムスタシュ。はっきりしない天候下、来てくださったみなさんありがとう。明日・明後日もよろしく。前半と少し、絵、替わってます。
from terapika
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