2000年9月12日、火曜、大雨洪水警報。今は上がっていますが。
today's、更新さぼっててすいません。昨日・一昨日、夏にすっかりお世話になった葉山・秋谷邸・亭主、アクイーラ氏が関西方面の仕事で妻クアズーヨウ女史を伴っててらぴか亭に寄宿。連夜、とどめなく談・談・談だったので、ついパソコンに向かうのを忘れました。
日中はアトリエでいま、その秋谷邸から始まった100号大作にとりかかっていて、夢中。他の仕事が手につかなくてヤバシ。でもGO&GO!ふりかえるなGO!
ところで、悲しいことに、文楽界のホープ・豊竹呂大夫さんが9日、55歳の若さで亡くなってしまわれました。ご冥福をお祈り申し上げます。合掌。
実は、呂大夫さんとは縁浅からざることがありまして、僕は子供の頃一度お目にかかっており、その後、東京時代、原宿ラフォーレミュージアムで開催されていた「原宿文楽」の宣伝美術を担当させていただいた関係で再会。神戸に移って「絵」に専念するようになって最初の大展覧会だった1994年の「かごめドリーム」展では会場で対談までしていただきました。芸に生きるすさまじい覚悟のようなモノを間近に感じさせてくださった大先輩でした。
いつか海外公演でなにか面白いことを一緒にできたらいいね、と言ってくださっていましたが、急いであちらへ逝ってしまわれ、さびしいです。お目にかかることができた大切な記憶を再生し、今の「絵」に注ぎ込もうと思います。
呂大夫さん、そちらから、これからもどうぞお導きください。とりあえずはさようなら!
from terapika
●1994年、大阪・国立文楽劇場に呂大夫さんを訪ねて
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