2000年8月6日、日曜。神戸は快晴。風もほど良く。
昨夜、神戸に戻りました。朝には葉山・秋谷邸に居たなんて、不思議。
神戸と葉山、僕にとって、この2つのポイントは両極。葉山・秋谷邸の印象はひとことで言うなら、「陰影深い」ということでしょうか。神戸のあっけらかんとした歴史の堆積を感じさせない硬質な風光に対して、秋谷は日本がずうっとい間かかえこんできた闇や湿度をいまだにたっぷりたたえているようでした。どんなに光が強くても、そこで感じるのは陰影や闇、ふところの深い。
僕の絵に何かが起きるでしょうか? とりあえず、ひとまずは、お馴染みの神戸の明るく乾いた光の下で、ほっとひといき。
ほ。
from terapika
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