2000年7月22日、土曜、晴れ。
今朝の神戸の空の青は半端ぢゃなかったですよ。青の中の青。僕がよく言う、宇宙の暗黒が透けたような透明・硬質な青ではなくって、小学生の絵の具使いのような唐突な青、マットに天球が塗られて。かつ明るく照って。
また、その下の木々の緑も半端ぢゃなく、小学生ビリヂャン! ぎらりと葉、青を照り返して。そればかりか、建物の白やピンク、行き交う人の服の各色、あまりにクリアで。あれ、もしかして僕の視力が上がってる?と思って、眼鏡をはずしてアトリエに向かう道すがら、れれ、確かに遠くのビルの文字が読めたり、視力が上がってる。なんと、視力って、僕の側のコトでなくって、世界の状態のコト? え、え?
それにしても、今日の世界の色使いったら、まるで僕の絵の中の色みたいで、各色がその色のキャパシティを超えンとするようなテンションで、半ば発光、半ば発色。これって暑さにまいった脳から滴る快楽汁のせい? もはや外界さえなくなって、視力まで増したらりらり画家、当然アトリエでも快調で、周防さんのCD用3点、久し振りのアクリル水彩ながら超発色でイケイケ。
今日から神戸に義弟が遊びに。明日は彼の運転で淡路島へ。
ぢゃ。
from terapika
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