2000年7月21日、金曜、晴れ。
昨日、突然、“麗子面堂”という名前を思いついて、さっそく素材を作り、DEEPSEA君によってあっという間にオープンしました。もうご覧頂けましたでしょうか? 僕が心底、気に入ったモノ・コトをオススメするというコーナーです。まずは2件から。思いつき次第、じょじょに増やしてまいります。お楽しみに!
「麗子」といえば、それは岸田劉生描くところの「麗子像」ですが、やはり僕は凄いと思いますな。あのインパクト! 特に麗子が二人(!)登場してる絵なぞは、おぞぞけものです。しかし白樺派のあの時期、日本の油彩画をずこんと一人きりであそこへ持ってった度量・気概、岸田劉生オソルベシオソルベシ、と僕は思います。僕も油彩を描きつづけて、ああいった場所にまで辿り着けるかしらん。僕の油彩は始まったばかり。
アトリエに次第に秩序が回復しつつ、そろそろ「絵」再開。まずは周防義和氏が音楽を担当されているTVドラマ「つぐみへ…」のサウンドトラック盤CDのための「絵」に着手。子供がのっけから殺されちゃうという悲惨なドラマらしいので僕は見ていませんが、あいかわらず周防さん節は独特の空気を醸しています。その音楽達に誘われて、どんな「絵」達が降りてくるか、僕自身愉しみつつ…ぢゃ。
from terapika
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