2000年6月23日、金曜、薄晴れ、暑し。
昨日、絵が完了したといったものの、それで作業が終了したわけでなく、今日も一日、なんやかやと働きづくめ。クロッキー帳にしたデッサンを裏打ちしたり…(裏打ちというのは薄い紙に描いた絵を、よりしっかりした台紙に貼りつけて補強することで、日本画の用語。独学で習得しました。金箔貼るのだってできまっせ、と自慢)。額装でもなんでも自分でやります(額縁は買ってくるんですが)。搬入・飾り付けが終わるまでは、まだまだ気が抜けません。が、水彩に比べて、油彩は乾燥期間が必要なので早目にカンネンしなきゃならないため、ちょっと気分的にはゆとり、が出来ますな(ちょっと老けて)。
前回の大阪“baby
oil magic”の作品群は、椎名林檎とブエナビスタソシアルクラブを子守唄に育ちましたが、今回の新宿向け新作群は一転、「マグノリア」「アメリカンビューティ」のサウンドトラック盤から始まって、エイミー・マン、エリオット・スミス、そしてフィオナ・アップル、の音楽に支えられて描かれました。静かでリアルで切実で、かつファンタスティック、壊れやすそうで、偏屈頑固、意外とずっこりとたくましい彼等彼女等の音楽、おおいにシンクロしました。感謝です。このところ、アメリカ映画、アメリカ音楽、ステキす。
ぢゃまた。from
terapika
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