2000年6月4日、日曜、晴れ。
昨日、3日、無事木村君とのトークを終え、神戸へ戻ってきました。会場へ来てくださった皆さん、ありがとうございました。
しっかし、トーク冒頭でも言いましたが、ほんと、木村君の今回の展覧会、スバラシイ!の一言です。全くもって清々しました。大感動です。
木村君とは長い付き合いで、その時その時にリアルタイムで彼の絵に接してきたわけですが、今回こうしてその全貌を集大成して見る機会を得て見ると、その全てがただただ「美しく」、そうしてその美は木村君を通してでなければ決してこの世に存在し得なかったという「美」なのです。僕は感動しちゃったな。
こつこつ、どんな境遇のときも、ぐっと腹を据えて絵に立ち向かいつづけてきた、木村君。その過程の果実は、10年たってみると、こんなにもたわわに、たっぷり、汁を蓄えて実っていたんだなァ。素晴らしいことです。そして10年前の作品が未熟で、今の作品が成熟してる、ってことでは全くなくって、全ての時代の全ての作品が他の全ての作品と互いに結びつきあって、お互いを照らしあって輝いている。凄いことです。僕は、会場で、その“Faceful”な豊穣の只中に、ただうっとりと、呆然と立ち尽くすばかりでした。
まだ1ヶ月も、その場所は素晴らしい“Faceful”に包まれています。どうか皆さん、絶対にお見逃しなきよう。これを観ないと大損です!
さ、7月にむけて僕もラストスパート・アンド・スパーク。from
terapika
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