2000年4月22日、もう土曜、昨日の雨はすっかり上がり気持ち良く晴れ上がっています。
「天使」について連載をすると言ったとたんに、更新をさぼって済みません。徹夜で原稿をしたためていたのですが、どうもうまく筆が進まず、今になってしまい・・・というのは真っ赤な大嘘。昨夜は画廊から、なんばに今来ている唐組の赤テントへ直行し、唐さんの濃いお芝居にうっとりした後、同行者と夜半まで話し込んでしまい、帰宅が遅れ、さぼってしまtっという顛末です。すみません。
前にも書いたかもしれませんが、18歳で赤テント体験をして以来もう20年以上に渡り、唐さんの芝居へ通いつづけています。好きとか嫌い、良いとかもひとつ、とかそういった一切の価値判断を超えて、もうインプリント=初めて見た動く物体を親と思いつきしたがうヒヨコの如し、というかパブロフの犬の涎というか、赤テントが立っていたら行きたくなります。そうして、役者がどんどん通りすぎて、いなくなろうが、どうしようが、厳然と立ちあがる唐さんの世界に、必ず陶酔させられます。
同行者と色々話しているうちに、やはりこれだけ唐さんの世界を見つづけていると、僕の「絵」も案外と唐さんの方法論の影響を受けているのかもしれないなあ、ということに気付かされました。こんどよく考えてみよう。ああ、考えることがいっぱいだ。天使のことは、また今度。
これから画廊へ出かけます。いい天気です、どうぞお出かけ下さい。ぢゃ、後程画廊にて。
from terapika
「天使からのおくりもの」
凰宮天恵/著 ★ 寺門孝之/絵
大和書房 本体1100円+税
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baby oil magic ”
場所 : 美術画廊ギャルリ・ムスタシュ(大阪・心斎橋)
日程 : 2000年4月7日〜2000年5月7日
(詳しくは、“てんらんかい”の“NEXT”でご覧下さい)
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