2000年4月14日、もう金曜、晴れ。
風が生温かく、本気で春だなぁ。生田川の桜も、そろそろ花から葉へと主役をバトンタッチしているところ。この場所では今夜がさいごの花見となるかもしれません。“えんがわ”のyoyoさんからの報告では、今年のセツ(モードセミナー)の桜もソウゼツなくらい凄くキレイだそうです。どうも今年は桜が気になります。後追いにはなるけれど、一点、桜の精の絵でも描いてみようかな。
桜について、以前神戸ファッション専門学校の学生だったというW-sanから興味深いメールを頂きましたので、紹介します。
<今日の桜の精のお話にふと思い出した言葉があったので、思いきってお便りしました。「桜の木のしたには死体が埋まっている」というなんともいえない言葉です。でも妙に納得してしまうのは私だけかもしれませんが・・・。桜は色っぽいので大好きです。桜には香りがありませんが、さくらんぼの桜はとても良い香りがします。もちろんさくらんぼの香りです。突然ですが、桜が咲く前、私は樹全体がピンクの色素を出そうとしているのが分かります。茶色の木の皮のしたにじわっとピンクが見えます。不思議に思っていたのですが、染色の本に、桜の木の皮は普通茶色の色を出すそうですが、花の咲く前の皮だけは桜ピンクを出すとありました。どうりで・・・と思うと同時に愛しくなりました。西行法師の気持ちがわかるような今日この頃です。>
ではこれから画廊へ行ってまいります。そちらでお会いしましょう。from
terapika
耳そぎ饅頭
町田 康 ;著
マガジンハウス 定価:本体1500円(税別)
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baby oil magic ”
場所 : 美術画廊ギャルリ・ムスタシュ(大阪・心斎橋)
日程 : 2000年4月7日〜2000年5月7日
(詳しくは、“てんらんかい”の“NEXT”でご覧下さい)
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