Back Number 199912
12月26日、日曜、朝少うし小雪がちらつきました。 今日は早くから起きて、ギャルリ・ムスタシュのマダーム、和田結花さんと京都・南座の顔見世に行って参りました。歌舞伎です。 今まで、このHPではあまり触れなかったのですが、今年は実は、歌舞伎に始まり歌舞伎に終わる一年でもありました。と、言うのも和田さんのお計らいで、今春、歌舞伎役者の七代目・尾上菊五郎様、菊之助様父子を描かせて頂く機会を得、それに伴って歌舞伎熱が再来し、今年はかなり頻繁に歌舞伎通いしたのです。かなりイメージをインプットできたので、来年は歌舞伎をモティフにしたタブローにも挑戦してみたく思っています。今日はそんな一年の締めくくりにふさわしい、顔見世・楽日の賑わいに浸ることができて幸せでした。 描かせていただいた贔屓目を差し引いても、菊五郎・菊之助父子はそれぞれ、姿も芸も気品があって、舞台に登場されると視線がそちらに釘付けになって、うっとりしてしまいます。来年も出来るだけ舞台を拝見したく思っています。そのうち、当“てらぴかのえんがわ”に歌舞伎のコーナーも設けたいと思ってますので、その節は、お好きな方々、どうぞよろしく! で、帰りに、京都駅にある美術館「えき」に寄って、「歌舞伎衣装展」を見て、神戸へ戻りました。 今日は、それでまだ終わらず、チキンジョージでの麗蘭のライヴに駆けつけました。チャボさん、芸能生活30周年だそうです。 30年か・・・僕のプロデビューは1985年だから、今で15周年、チャボさんの半分。15年後には、どんな絵を描いてるんだろう。マティスは70歳に大きな転機を迎えて、ようやく絵がわかりかけてきたと言う。ひゃー先は長い。でも、今過ごす日々、一瞬一瞬の積み重ねしかないもんな。50歳のチャボさんのステージ、最高でした。僕は38歳、腰痛いとか言ってる場合ぢゃないな、皆さん、50歳の僕の絵に期待しててください。 ま、とりあえず、来年も期待して!まったまた新しい、ピカピカの絵を描くぞお。革命だ! |
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「開運・銀座だるま祭」’99年末チャリティー企画 11月30日〜12月24日 クリエイションギャラリーG8 http://www.acara.com/GG/1999/g8-9912.html ( click !) |
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僕が看板・壁画など描いた店が Cafe Hahn Hof 神戸市中央区明石町32 |
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Days of Angels 絵*寺門孝之 / 文*三枝克之 リトル・モア ¥1500+税 全国書店にて10月上旬発売 |
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