寺門さんが旅に出てしまったので、
今日から数回に渡って深海（GwG）が
”Ｔｏｄａｙ’ｓ　Ｔｅｒａｐｉｋａ”
を担当していきます。

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　突然ですが、皆さんは「絵」というものについて、どうお考えでしょうか？きっとこの「てらぴかのえんがわ」にやって来る方達の多くは、少なくとも寺門さんの絵は好きな人が多いと思いますし、日常生活でも絵を観る機会（個展や美術館など）を積極的に持ってらっしゃるのかもしれませんね。

　ボクも絵を観に行ったりします。自分でも絵を描きます。でも、それは、ホントこの一年半くらいの内に始まったことです。

　正直なところ、ボクは「絵」というものに、ある種の嫌悪感や疑念を感じていました。常に、「絵」に対して懐疑的な態度をとってきました。平たく言えば、「絵」って嫌いだったのです。しかも、かなり。

　その理由は・・・・・。一つには、なぜ「絵」でなければいけないのか、ということでした。なぜ「写真」ではいけないのか、ということも含めて、それがなぜ「絵」というカタチを取らなければいけなかったのか、ということに合理的な理由を見出せなかったのです。それに、どちらかというと、別に「絵」でなくてもいいじゃない、と思うことの方が多かったと思います。

　もう一つには、「絵」というものに、どこか権威めいたものを感じていたからです。アートという体裁を取りながらも、一般的に広く認められているような権威構造の中に組み込まれている「絵」。ボクはそういう風に感じることが多かったし、この事については、ホントにかなり強い不信感を抱いていました。

　でもボクは、寺門さんに会って絵を描き始めて、今では絵がとても好きです。今年の夏には、個展もやりました。なーんでこーなっちゃったのかは、また明日お話したいと思います。

　それでは。

９月３０日木曜日　とっても秋晴れ　涼しくなったなぁ

Ｆｒｏｍ　深海 "DeepSea" 重信（GULLIVER webLICATION GOAT）

Ｄａｙｓ　ｏｆ　Ａｎｇｅｌｓ
天使のカレンダー

絵*寺門孝之　／　文*三枝克之

リトル・モア　　￥１５００+税

全国書店にて１０月上旬発売