“EASTERN DREAM ANGEL”
〜東の夢の天使〜
開催期間
2003年
4月14日(水)〜4月20日(火)
午前10:00〜午後8:00
(最終日は午後4:30閉場)
会場
伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリーB
TEL(代表)03-3352-111
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僕の絵に繰り返し現れるモティフ「天使」。しかし僕の描く天使は西欧キリスト教などの神学で地位を定められた猛禽類の鳥の翼を持ち、中性であるとされる天使とはどうも違うようです。
僕に身近な、山川草木この世の全てのものに宿るとされる精霊、八百万(やおよろず)に存在するとされる神々…自然と共感するアニミズムと呼ばれるようなの感受性からたち現れる新しい天使像。それは僕の住む土地の様子や四季の移ろう繊細な季節感からも深くインスパイアされたものかもしれません。そして人々がある瞬間に放つように感じられる「光」…おとぎばなしの天女の羽衣、かぐや姫、神話に現れるアマテラスや、金ぴかの仏像など「光」を放つものへの「憧れ」はまた、僕の天使が女性像、女神像として現れることの母体かもしれません。
今回、長くたくさん描いてきたモティフである「天使」について、なぜ僕は天使を描くのか、と自問しながら、改めてもう一度深く追求してみたいと思っています。キーワードは「EASTERN DREAM ANGEL」。
それは西欧の天使が活躍する場所から見て僕が遠く「東の」場所で天使を描こうとしていることを改めて意識したいのと、「夢」のようにできるだけこの世の束縛から離れて自由に、なんでもありの天使像を描きとめてみたい、という思いからの言葉です。同時に「日が昇る方角である東」に「夢」や「希望」そして「治癒」や「再生」の気持ちを求めつつ真新しい天使の絵を描きたいと思っています。
出品予定作品数
アルシュ紙にアクリル彩 : 30点あまり
カンバスにアクリル彩 : 5点あまり
カンバスに油彩 : 10点あまり
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