私と彼(現実の世界でも彼です)は、金の指輪と銀の指輪を地獄から取りかえしてこないといけませんでした。それらの指輪がないと、私たちは肉体的にも精神的にもお互いに触れることができないのです。
彼と二人で地獄(軍隊の施設のような場所)に
侵入し、プールの底に落ちていた金の指輪をひろうと、私たちは抱き合って喜びました。身体を解放する指輪だったのです。抱き合うのは久しぶりだったので私たちはその喜びを噛み締め「やっぱり離れているのはいやだ」と思いました。
それから一度は町に帰るのですが、彼は「やっぱりもうひとつの指輪を取りかえして来るから、ここで待っていて」と言うのです。
私も今度の場所は非常に危険でついていくと足手纏いになると知っていたので待つことにして彼を見送りました。そして人々に紛れてしばらくは遊んでいたのですが、彼のことが心配になって、探しに行こうと道に出ました。
すると向こうから足をひきずりながらボロボロになって帰って来た彼が見えました。私が駆け寄って彼を抱き締めると、彼は「地獄で八つ裂きにされよった。ははは!」と笑って、取りかえした銀の指輪を見せてくれました!
2002年1月21日、一人でタイに行った時見た夢です。
(2002年1月21日、タイ)
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