町田康さん(当時/町蔵)の「壊色」の装丁来、なにかと交流が続いていたリトル・モアから“リトル・モア アートブックスVOL1”として出してもらった快心の青い一撃。
1993年から生まれ始めた「天使」ワールドもすっかり定着してきて、コトバに頼らず「絵」だけの本を作りたく。憧れの葛西さんに全てを委ね、たくさんの作品群からのセレクト、ページ展開、もちろん造本・装丁まで存分に甘えさせてもらい、素晴らしい、キュートかつクールな青い本が完成。
僕自身としては、特に、巻頭に纏めていただいた線画のシリーズ(といってもこれらは僕のクロッキー帖やメモ用紙への落書き群。葛西さんの発掘により日の目)のパートに感激。僕の線ってけっこうイイかも・・・と初めて気づかされる。以後、盛んに線画も描くことに。葛西さんありがとうございました!
なお、この「天使ブック」も残部僅少、とのこと。入手予定の方、急がれよ。
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